看護師として海外で働きたいが、国ごとの条件や英語力、費用の調べ方が分からず迷っていませんか。看護留学は、目的によって選ぶ国も学ぶ内容も変わります。
このページは、各国の規制機関や試験団体の公式サイトで確認できた条件と金額を、看護留学の入口として整理したものです。気になる項目から読み進め、詳しい内容は解説記事で確認してください。
このページでわかること
- 看護留学の目的別のタイプ
- 国別の登録窓口と、英国・オーストラリア・ニュージーランドの英語力の基準
- 公式サイトで確認できた試験・登録・英国ビザの金額
- 留学から海外就労までの進め方
- 看護師の体験談と関連記事の一覧
目的で選ぶ看護留学の4つのタイプ
このページでは、看護師が海外で学ぶ留学を「看護留学」と呼びます。目的は、大きく次の4つに分けられます。
- 医療英語を学ぶ留学:医療現場で使う英語を、期間を決めて集中的に学びます。詳しくは医療英語留学とは?一般の語学留学との違いで解説しています。
- 海外就労の準備としての留学:英語試験の対策など、海外で働く準備を進める期間にあてます。準備の順番は看護師の海外就職ロードマップで確認できます。
- 現地で資格を取って働く道:オーストラリアのアシスタントナースのように、現地で資格を取って働く道があります。詳しくはオーストラリアでアシスタントナースになる方法で解説しています。
- 海外の医療現場を知る体験:海外インターンシップのように、現地の医療を体験する方法があります。詳しくは看護師の海外インターンシップ完全ガイドで解説しています。
目的が決まっていない場合は、次の表1で国別の窓口を見てから、気になる国の解説記事に進むと選びやすくなります。
国別に見る看護師登録の窓口と主な手続き
海外で看護師として働くには、渡航先の規制機関が公表する手続きに沿って進めます。窓口と手続きは国ごとに違います。
表1:国別の登録窓口と、公式サイトで確認できた手続き(2026年10月16日確認)
| 国 | 窓口(公式サイト) | 解説記事 |
|---|---|---|
| イギリス | NMC | イギリスで看護師になる方法 |
| オーストラリア | Ahpra | オーストラリアで看護師として働く方法 |
| ニュージーランド | NCNZ | ニュージーランドで看護師になる方法 |
| カナダ | NNAS、オンタリオ州はCNO | カナダで看護師として働く方法 |
| アメリカ | NCLEX | アメリカで看護師になる方法 |
表1の窓口が公式サイトで案内している内容は、次のとおりです。
- イギリス:NMC(Nursing and Midwifery Council)が、英国外で養成された看護師向けに、能力試験(Test of Competence)と本人確認の手順を公表しています。
- オーストラリア:Ahpra(Australian Health Practitioner Regulation Agency)が、登録に認める英語試験とスコアを公表しています。
- ニュージーランド:NCNZ(Nursing Council of New Zealand)が、海外で養成された看護師向けに、英語力の証明や、看護師として登録された後の実務1,800時間などを案内しています。
- カナダ:NNAS(National Nursing Assessment Service)の評価結果(Advisory Report)を、規制機関へ送る仕組みがあります。オンタリオ州の規制機関はCNO(College of Nurses of Ontario)です。
- アメリカ:NCLEXの公式サイトが、受験者の区分ごとの登録料などを案内しています。
表にない国や、地域ごとの細かな条件は、各国の解説記事と公式サイトで確認してください。国別の働き方や留学先の選び方を詳しく読みたい方は、看護師留学ガイドで解説しています。
試験・登録・ビザの金額|公式サイトで確認できた額
ここに載せる金額は、試験団体や政府機関などの公式サイトで確認できた金額だけです。通貨は公式サイトの表記のままで、円への換算はしていません。
金額は改定されることがあります。申し込む前に、必ず各公式サイトで最新の金額を確認してください。
表2:公式サイトで確認できた試験・登録・ビザ・生活資金の金額(2026年10月19日確認)
| 項目 | 金額 | 出典 |
|---|---|---|
| IELTS受験料(日本・コンピューター版) | 29,700円(税込) | 日本英語検定協会のIELTS案内 |
| 英国NMC CBT(コンピューター試験) | 83ポンド(Part AとPart Bの両方) | NMC公式(CBT) |
| 英国NMC OSCE(実技試験) | 794ポンド(再受験が7ステーション以下の場合は397ポンド) | NMC公式(OSCE) |
| 英国NMC 登録料 | 153ポンド | NMC公式(本人確認の案内) |
| 英国 学生ビザ申請料 | 558ポンド(英国外から申請する場合) | 英国政府公式(学生ビザ) |
| 英国 学生ビザの生活資金 | 1か月あたり、ロンドンの課程は1,529ポンド、ロンドン以外の課程は1,171ポンド(最長9か月分) | 英国政府公式(学生ビザの資金) |
| カナダ NNAS本申請 | 750カナダドル(Expedited Service) | NNAS公式(料金表) |
| NCLEX登録料(米国の免許) | 200米ドル | NCLEX公式(料金と支払い) |
| NCLEX登録料(カナダの免許・登録) | 360カナダドル(現地の税を除く) | NCLEX公式(料金と支払い) |
NCLEXの公式サイトは、2027年2月1日から登録料が、米国とオーストラリア向けで350ドル、カナダ向けで570カナダドルになると公表しています。
オーストラリアなど、表に金額がない項目は、各国の公式サイトで最新の金額を確認してください。
HLCAの医療英語留学の費用は、無料カウンセリングでご案内しています。
必要な英語力と試験の選び方|IELTSとOET
英国・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ(オンタリオ州)の規制機関は、英語力の証明にIELTS(International English Language Testing System)やOET(Occupational English Test)を認めています。
IELTSとOETは、読む・書く・聞く・話すの4技能を測る試験です。OETは、医療従事者向けの英語試験です。
表3:規制機関が公表している英語力の基準(2026年10月19日確認)
| 国と規制機関 | IELTS Academic | OET |
|---|---|---|
| イギリス(NMC) | 聞く7、読む7、書く6.5、話す7 | 聞く・読む・話すはB(350以上)、書くはC+(300以上) |
| オーストラリア(Ahpra) | 総合7、聞く7、読む7、書く6.5、話す7 | 聞く350、読む360、書く350、話す360 |
| ニュージーランド(NCNZ) | 読む・聞く・話すは7、書くは6.5 | 読む・聞く・話すは350、書くは300 |
| カナダ・オンタリオ州(CNO) | 認められる試験の一つ。基準点はCNOの公式ページで確認 | 認められる試験の一つ。基準点はCNOの公式ページで確認 |
オーストラリア(Ahpra)の基準は、2026年4月23日以降に受けた試験に適用されます。同年4月22日までに受けた試験には、以前の基準が適用されます。ほかの国の基準や最新のスコアは、各国の規制機関の公式サイトで確認してください。
どちらの試験を受けるかは、OETとIELTSの違いの比較が参考になります。対策は看護師のIELTS対策とOETの勉強法で解説しています。
看護留学から海外就労までの進め方
進め方の基本は、次の5つの順番です。
- 目的と渡航先を決めます。国ごとの違いは看護師の海外就職の国別比較で確認できます。
- 渡航先の規制機関が公表する手続きを確認します。表1の公式サイトが入口になります。
- 英語試験の目標スコアを決め、いまの英語力を測ります。目標は表3を参考にしてください。
- 英語を学ぶ期間を確保します。医療英語を学ぶ方法は医療英語留学の解説で確認できます。
- 申請書類を準備します。看護師免許の英訳は看護師免許の英訳・英文証明の取り方、ビザはビザ申請ロードマップで確認できます。
各ステップにかかる期間は、国と状況によって変わります。自分の場合の進め方は、無料カウンセリングで相談できます。
看護師の体験談を読む
看護師の体験談を、HLCAのブログ記事で読めます。
- 【看護師・留学体験談】ICUナースが医療英語オンライン×セブ島留学を経てオーストラリアでアシスタントナースに挑戦するまで
- 英語初心者からオーストラリアでアシスタントナースに!医療英語の習得方法と実際の働き方について
- 英語ゼロから子連れでNZナースの夢を叶えたみえこさんにインタビュー!HLCAのリアル体験談も
- NCLEX合格者インタビュー|看護師Ayumiさんが語る医療英語学習と合格までの道のり
- 看護師のセブ島短期語学留学のメリット【体験談】
- TOEIC400点台後半から700点台前半へ。看護師が医療英語留学で実感した英語学習の続け方
HLCAの医療英語留学と相談窓口
HLCAは、日本初の医療英語専門スクールです。主な事業は、オンラインの医療英語と、セブ島での医療英語留学(HLCA×TARGET)です。
- 留学期間は、1か月から6か月まで、1か月刻みで選べます。
- 毎日7コマのオーダーメイドカリキュラムで、内訳は一般英語3コマと医療英語4コマです。
- 講師は全員が医療系のバックグラウンドを持っています。
- 留学期間中は、希望者がセブ島のJHD(ジャパニーズヘルプデスク)と付属病院の見学に参加できます。
- 受講される方の約9割は医療従事者で、最も多い職種は看護師です。
- HLCAの創業からの累計で、のべ3,000名以上の医療従事者が学んでいます。
コースの内容はHLCAの医療英語留学のページで確認できます。
看護留学についてよくある質問
英語試験のスコアは、複数回の受験結果を合算できますか?
NMCは、同じ種類の試験であれば、受験日が互いに12か月以内の2回分を合算できると案内しています。4技能をまとめて受ける必要があり、技能ごとの受け直しはできません。IELTSとOETの合算もできません。
NCNZも、複数回の受験で基準を満たす方法を認めています。ただし、初回受験から12か月以内に基準を満たす必要があります。
英語試験の結果には有効期間がありますか?
NMCは、言語試験の結果の有効期間を2年間としています。試験は、NMCが申請内容を審査する日の前2年以内に受けている必要があります。NCNZは、すべての受験を申請前の3年以内に終えるよう求めています。
日本の看護師免許だけで、海外の看護師として働けますか?
渡航先の規制機関への登録が必要です。たとえばNCNZは、登録を申請する前に、TruMeritで書類を確認する必要があると案内しています。手続きは国ごとに違うため、表1の公式サイトで確認してください。
英語が初心者でも、HLCAで医療英語を学べますか?
HLCAの受講生の約7割は、初心者からのスタートです。いまの英語力に合わせた進め方は、無料カウンセリングで相談できます。
まとめ|看護留学の進め方は無料カウンセリングで相談できます
看護留学は、目的が決まると、国も学ぶ内容も絞りやすくなります。まず表1で渡航先の窓口を確認し、表3で必要な英語力をつかんでください。
期間や費用、自分に合う進め方に迷ったときは、HLCAの無料カウンセリングで相談できます。
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