英語が話せる看護師は、なぜ今求められているのか

近年、日本国内でも外国人患者の数が急増し、訪日観光客や在留外国人の医療ニーズが高まっています。
特に東京都や大阪府といった都市部では、多言語対応できる医療スタッフの確保が急務とされており、英語が話せる看護師の価値は年々上昇しています。
また英語ができる看護師の需要は都市部だけにとどまらず、地方でも観光地などを中心に外国人診療に従事できる看護師スタッフが必要になってきています。
さらに、グローバル化や人材の越境が進む中、看護師が活躍できる舞台は世界にも広がっています。
国際NGOや医療ツーリズム、海外の医療機関など、英語が話せることを強みにキャリアを広げる看護師が増えています。
「英語が話せたら、もっと選択肢が増えるのに…」
「何か武器を手に入れて、キャリアアップしたい」
そう感じているあなたへ、この記事では実際に英語を活かせる職場や、スキルの身につけ方をわかりやすく解説します。
英語を活かせる看護師の仕事とは?【15選】
英語を話せる看護師は、国内外問わず幅広い職種で活躍できます。
ここでは、特に需要が高くキャリアアップにもつながる15の職種を紹介します。
1. 海外医療機関勤務
英語圏の病院やクリニックに看護師として勤務するには、各国で定められた看護師免許の取得が必要です。
ハードルは高めですが、その分得られる経験値や収入、国際的なキャリアパスの広がりは非常に大きいです。
2. 日本の病院クリニックで英語対応のできる看護師として働く
日本を訪れる外国人患者の治療・ケアを担う仕事です。
英語での問診・バイタルチェック・治療説明・付き添い・英語での検査実施などが求められます。
特に都市部の大病院では救急や産科、感染症科などで外国人患者さんが増加中です。
トラベルクリニックと言われる、外国人観光客メインのクリニックも年々増加中です。
そのほかにも、健診のクリニックや美容クリニックで英語を使って活躍されている看護師さんもいらっしゃいます。
医療従事者としての正確な英語力の他、日本で治療を受けることに不安を感じている患者さんを安心させられるコミュニケーションを取れるかどうかが重要になってきます。
3. 国際医療支援・災害医療
JICAや赤十字、国境なき医師団などの国際機関・NGOに所属し、発展途上国や災害地での支援活動に参加するお仕事です。
看護スキルや英語のスキルはもちろん、文化・言語の違いを超えた柔軟な対応力が必要です。
HLCAの生徒さんの中にも国際協力ボランティアとして活躍中の方が多数いらっしゃいます。
4. . 海外在住日本人向け医療サポート(医療通訳など)
海外で暮らす日本人学校や駐在員家庭、現地の日本人コミュニティなどで健康管理の役割をする仕事です。
具体的には、医療通訳として働くほか、保健室のような立ち位置で健康相談など、英語と日本語を両方使う仕事が多いです。
5. 大学院進学、学会発表など
大学院進学で英語のスキルを活かしている看護師さんもいらっしゃいます。
実際に教授の学会に同行し、英語のサポートをしたり、自分自身の国際論文の作成に英語力が生きることが多いです。
HLCAの生徒さんでも、自身の学会発表に向けて学習をされている方がいらっしゃいます。
6.専門学校や大学での医療英語授業担当
医療英語を学んだ経験と知識を活かして、「国際看護」「医療英語」などの英語関連の授業を看護師養成の場で行う仕事もあります。
HLCAのスタッフでも実際に非常勤教員として働いている方がいます。
7. メディカルコピーライター
8. 医療コーディネーター
訪日外国人観光客の増加により、日本の医療機関でも外国人患者さんのサポートをする仕事の需要が増えています。
通訳としての役割の他、受付対応や予約等の事務的な手続きなどを行います。
クリニックの提供しているサービスにより、仕事内容は多岐にわたります。
看護師としての経験を活かし、患者さんにより幅広くかかわることができます。
9. トラベルナース
修学旅行の同行や、大人向けツアーなど多岐に渡りますが、海外が行き先の時には現地での医療機関を調べたり、実際にアポを取り受診に付き添ったりと、高い英語力が求められます。
10.シップナース(船上医療)
クルーズ船や商業船に常駐し、乗客・乗員の健康管理や応急対応を行う仕事です。
旅行が好きな看護師に人気があり、語学力が必須となります。
世界一周クルーズなどの案件もあり、外国人のお客様が乗船していることも多いので、英語力が求められます。
医療英語能力の他に、船の上での急変に対応できる救急対応の能力が求められます。