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国際看護師とは?働ける国や資格、給料を徹底解説!

HLCA BLOG編集部
HLCA BLOG編集部
公開日:2019.02.26
更新日:2019.07.03

こんにちは!

看護師として4年間働いたのちに、HLCAでインターンをしながら国際看護師を目指している高橋です!

海外で働く看護師といってイメージするのが「国際看護師」です。

国際看護師と言っても、働ける場所や必要な資格などはさまざまです。

この記事では、各分野で国際看護師として働くための方法を解説します。

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1.国際看護師とは

国際看護師とは、自国以外の国や地域で活動する看護師のことをいいます。正式な資格ではありません。

国際看護師として活躍するためには、渡航方法によって必要な手続きや資格が異なります。

海外で働く国際看護師になるための方法は、大きく2つです。

・国際ボランティアで働く

・海外で看護師として働く

それぞれ説明します。

2. 医療ボランティアで国際看護師として働く方法

2-1. ジャパンハート

ジャパンハートは2004年に創立された国際医療ボランティア団体です。

「医療の届かないところに医療を届ける」という理念のもとに活動されています。

ジャパンハートはアジア3カ国(カンボジア、ミャンマー、ラオス)と大規模災害の被災地などで活動しています。

海外だけでなく、国内の離島・僻地病院への派遣業務も行なっていますが、ここでは海外での仕事に焦点を絞り紹介します。

応募に必要な資格・経験

看護師・助産師として参加するには、短期ボランティアと長期研修があります。

【短期ボランティア】

専門科や経験年数は問いません。

【国際看護長期研修】

看護師または助産師免許を取得していること、臨床経験3年目以上であること、ジャパンハートの医療従事者会員であることなどが求められます。

参加までの流れ

【短期ボランティア】

募集は年間を通して行われています。

参加国と参加日程を選び、申し込みフォームから手続きを進めます。その後、参加フォーム(職歴、志望動機など)の入力や会費・参加費の支払いを行うといった流れです。

【国際看護長期研修】

国内研修(半年)を経て海外へ渡航(半年または1年)という流れになります。

国内研修中は、給与支給があります。

参加申込書と志望動機を事務局へ送ります。

募集期間はあらかじめ決まっていますので、公式ホームページでご確認ください。

具体的な仕事内容

【短期ボランティア】

派遣先により異なりますが、現地医師や日本人スタッフとともに、入院受け、診察介助、病棟看護ケア介助、簡単な創傷処置、手術受け/出しなどを行います。

【国際看護長期研修】

はじめの6ヶ月は、長崎県の離島で活動を行い、その後、途上国へ派遣されます。

必要な英語力

【短期ボランティア】

英語力は問いません。

【国際看護長期研修】

英語力について、資格が必要との記載はありません。

国内研修中に各自でオンライン英会話の受講ができます。

参考:ジャパンハート医師・看護師サイト

2-2. JICAボランティア(青年海外協力隊/シニア海外ボランティア)

JICAボランティアは、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する事業です。

開発途上国からの要請により、自身の知識や経験を「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を派遣しています。

公式ホームページによると、派遣の目的は以下の3つです。

(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与

(2)異文化社会における相互理解の深化と共生

(3)ボランティア経験の社会還元

(引用)

50年以上の歴史があり、これまでに4万人を超える方が参加されています。

応募に必要な資格・経験

看護師隊員に限って説明すると、応募には看護師の国家資格が必要です。保健師や助産師の資格もあると活動範囲が広がります。

実務経験は、応募の時点で3年以上、より専門性の求められる分野では5年以上が望ましいとされています。

参加までの流れ

JICA海外協力隊の選考には、一次選考と二次選考があります。

【一次選考】書類審査

技術審査と、健康診査があります。

技術審査では、エントリーシートのような内容と、作文(活動参加への動機、参加の目的、現地でやりたいボランティア活動)を提出します。

【二次選考】面接

面接では「技術面接(要請されている内容についての知識や経験のあるかの判断)」と「人物面接(参加動機、積極性、協調性など)」があります。

具体的な仕事内容

看護師隊員はこのように定義されています。

病院や地域(保健センター、小学校、村落地域など)で、看護業務の指導や住民への啓発活動などを行います。

看護学校で学生に指導を行う要請もあります。(引用)

具体的には、医療事故防止や院内感染の予防、看護ケア改善の指導、地域の保健センターを巡回しての疾病予防啓発活動、看護学校での学生指導などです。

医療行為は明確に禁じられているわけではありませんが、派遣先によって状況が異なるようです。

必要な英語力

公式サイトには、下記のような記載があります。

応募に当たって最低限必要な語学レベルは、Dレベル以上(英語の場合、英検3級(中学卒業程度)、TOEIC®330点)となります。

英語の他にも語学力目安表に記載のあるフランス語、スペイン語の語学資格はA~Dレベルとして認定されるほか、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の語学資格も語学Dレベル相当として認定可能です。

(引用)

語学スコアを取得した上で「語学力証明書」を提出する必要があるようです。

参考:JICAボランティア

2-3. 国境なき医師団

国境なき医師団は、紛争や自然災害などの医療ニーズの高い地域へ医療を届けるための団体です。

1971年にフランスで設立されてから50年近くの実績があります。

民間の団体であるため、一般の人からの活動資金で成り立っており、世界28カ国のネットワークで活動しています。

派遣先は、アフリカ、中東、アジア、中南米です。

応募に必要な資格・経験

どの職種でも、チームワークや積極性、臨機応変な対応力が必須です。

看護職種の中でも「手術室看護師」と「助産師」としての項目が分かれており、これらのスタッフの需要が高いといえます。

【正看護師】

3年以上の臨床経験、感染管理経験、マネジメントや教育の経験が求められます。

特にICU、救急、小児、産科での経験が重宝されるようです。

【手術室看護師】

4年以上の手術室での経験、産科や一般外科など幅広い手術の直接・間接介助の経験が求められます。

【助産師】

2年以上の臨床経験や、ハイリスク・異常分娩介助の経験が必要です。

※職種・時期によっては、採用が一時中断されています。

※臨床経験に関して、応募直前に2年以上のブランクがある場合、医療スタッフの応募を受けられないことがあります。

参加までの流れ

1次選考(書類)と2次選考(面接)があります。

【1次選考】

提出書類は職種によって異なりますが、主に応募用紙、書式自由の履歴書、チェックリスト(職歴などを詳しく記載)の提出が必要です。

メールの記入は英語です。

【2次試験】

英語またはフランス語で行われます。

公式ホームページには、参加の動機や派遣期間について問われると記載があります。

具体的な仕事内容

国境なき医師団のスタッフが活躍する現場は、空爆などの紛争地、自然災害の被災地、清潔な水や食料、医療が不足している難民キャンプ地などです。

これらの場所にスタッフを派遣し、病気の予防や治療を行います。

ホームページに記載されている具体的な仕事内容はこちらです。

・現地スタッフのマネジメント

・薬剤や医療機材の在庫管理

・手術の直接・間接介助(手術室看護師)

・ハイリスク・異常分娩の介助、産後ケア、家族計画(助産師)

必要な英語力

語学のスコアについての提出は必要とされていません。

活動中は英語でコミュニケーションを取る必要があるため、面接時に語学力を確認するようです。

参考:チーム国境なき医師団

3. 海外で看護師として働く場合

国際看護師として海外で働くにあたり、多くの人が憧れる「海外に移住し看護師として働く」方法について述べます。

渡航できる国はいくつもありますが、ここでは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアの4カ国を対象としています。

※ 日本の看護師免許がない方でも現地の大学に行けば資格を取れる場合もありますが、今回記載の内容は「日本の正看護師免許を持っている」という前提です。

3-1. アメリカ

アメリカで看護師になるための方法

日本の看護師免許を持っていれば、そのときの履修単位をそのままアメリカの単位へ移行できるため、専門課程履修の必要はありません。

アメリカで看護師になるためにはCGFNS(Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools:日本の看護教育がアメリカの学校レベルへ相当するか判断する)へ合格したのちに、NCLEX-RNと呼ばれる試験へパスする必要があります。

さらに「働く」といった権利を得るためには就労ビザも取得します。

アメリカで看護師として働くためには、日本での経験や学歴によって異なります。

また、どの州で申請をするかによっても資格取得までの期間はさまざまです。

英語力は、TOEFL540が最低ラインだと言われています。

参考:CGFNS

アメリカの看護師の給料

アメリカでは、看護師としての資格や役割によって給料が変わります。

日本のように長く就業すれば給料が上がるシステムではなく、より専門性も高いため、常に勉強が必要です。

一般的には年収800~1,000万円程度であり、日本の看護師より高収入となっています。

ナースプラクティショナーなどさらに専門性のある資格を取れば、医師と同等のポジションにつけるチャンスがあります。この場合は、平均年収も1,000万円を超えることもあります。

3-2. カナダ

カナダで看護師になるための方法

カナダで看護師になるためには、学士の取得が必要です。

ですので、大卒以外の方であればまずは学士を取るために学校に通う必要があります。

首都オタワやトロントを有するオンタリオ州の場合、看護大学卒業生はCNOという期間に登録し、看護師としての能力、法律や規則についての試験を受けます。

そのあとに、語学の試験や市民権、永住権の登録、看護師としてのスキル証明を経て看護師として登録されるようです。

英語力に関しては、IELTS4教科平均が7.0 など、高い英語力が要求されています。IELTSのほかCELBANと呼ばれる、看護師のエリアを中心に問題が作られた試験(実技あり)も選択可です。

参考:http://careersinnursing.ca/new-nursing-and-students/becoming-registered-nurse

カナダの看護師の給料

急性期で働くフルタイム看護師1年目の場合、年収は53,040ドル(440万円)とされています。

25年勤めた看護師になると、78,000ドル(640万円)だそうです。

参考:http://careersinnursing.ca/new-grads-and-job-seekers/find-nursing-job/dollars-and-sense-what-are-nurses-paid

3-3. イギリス

イギリスで看護師になるための方法

日本で4年制大学を卒業し看護師国家資格を持っている場合は、合計500時間以上の経験があることが条件となります。

その上で、英語力の規定を満たしていること、イギリスの看護協会(NMC)の自己審査と能力試験に合格し、登録するという流れです。

日本の学士を持っていない場合は、英語力を満たした上で学士コースへ進学し、必要な単位を取得します。

イギリスで看護師不足であったのはだいぶ前の話であり、現在は就職するのが厳しいと言われています。

ですので、外国人である日本人が働くのは簡単なことではないでしょう。

英語力の基準は、IELTS4技能全てで7.0以上、OETの場合も全てのセクションでB以上となっています。

イギリスの看護師の給料

イギリスの看護師は、職種によってBandというレベルに分かれています。

Band1~Band9の中に、看護助手から新人看護師、主任、ナースコンサルタントまで細かい基準があり、給料は看護助手の場合15,363ポンド(約220万円)、レベルの高いナースコンサルタントの場合は、98,453ポンド(約1,400万円)です。

参考:https://www.rcn.org.uk/employment-and-pay/nhs-pay-scales-2015-16

3-4. オーストラリア

オーストラリアで看護師になるための方法

オーストラリアで看護師になるためには、現地の看護協会に看護師として登録する必要があります。

どこの国でも必要となる英語のスキルですが、オーストラリアの場合もAcademic IELTS 7.0レベル(各バンド 7.0以上)か、OETであればA,B判定をクリアすることが必須条件です。

アメリカやイギリスなどと違い、日本の資格を持っているだけではオーストラリア看護師と同等の資格とはみなされません。

オーストラリアで働く資格があるかどうかは、AAPRA(Australia and the Australian Health Practitioner Regulation Agency)によって判断され、実習などが必要となれば専門のコースへ通います。

そのあと、看護協会へ登録されビザを取得するといった流れです。

オーストラリアは他の国と比べると情報が多いですが、2018年から永住権取得の難易度が上がっておりやはり他国と同様簡単ではありません。

オーストラリアの看護師の給料

オーストラリアの正看護師の給料は州によって異なりますが、平均すると年収65,000ドル(約500万円)となっています。

参考:https://healthtimes.com.au/hub/nursing-careers/6/guidance/nc1/what-do-nurses-earn/605/

※ 4ヶ国の給与のレートは、2019年2月8日のヤフー為替データで計算しています。

4. 国際看護師の道はさまざま

国際看護師として海外で働く方法は実にさまざまです。

・ボランティアとしてまずは海外で働きたい方:ジャパンハート

・長いスパンで現地の方と触れ合いながら医療に携わりたい方:JICAボランティア

・災害現場や医療が不足している地域で多国籍スタッフと協力しながら働きたい方:国境なき医師団

ご自身の英語力、渡航期間、医療者として目指す姿に応じて渡航先を考えていきましょう。

アメリカやオーストラリアなどの海外で働くには、まずは英語力が必要です。どの国も年々外国人看護師の受け入れが厳しくなっていますので、本気で目指したい方は早いうちに情報収集をして行動するのが吉です。

5. 国際看護師になるためには、医療英語専門の語学学校HLCA(ハルカ)へ

国際看護師として働くために必要なのが、英語力。

渡航方法により必要とされる英語力は異なりますが、英語ができれば勤務地の選択肢が広がることは間違いありません。

医療英語は一般英語とは違い、専門的な表現が多いです。

また、日本の病院で看護師として勤めながら英語学習をするのは、時間の制約や英語を教えるプロが近くにいないこと、モチベーション維持に置いて問題もあります。

海外で国際看護師として羽ばたく第一歩として、一度留学をしてみてはいかがでしょうか。

フィリピン・セブ島にあるHLCAへの留学は、先進国と比べて授業料が安い上にマンツーマンレッスンで集中的に英語力をあげることが可能です。

医療英語に特化したカリキュラムで、国際看護師として活躍したい分野に応じた英語を学べます。

さらに、周りのクラスメイトも医療従事者が多いため、さまざまなバックグラウンドで働く人との情報交換もできます。

国際看護師として働きたい方は、ぜひHLCAへ留学してみてはいかがでしょうか。

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