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フランスの看護師事情!必要な資格や給与、特徴などを徹底解説!

Reona
Reona
公開日:2020.07.09
更新日:2020.07.19
海外医療情報 |
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こんにちは!ライターのReonaです!

早速ですがみなさん、フランスという国についてどんなイメージをお持ちですか?

パリ・エッフェル塔・凱旋門・フランス料理・フランスパン・・・などなど。

おしゃれで洗練されたイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

(個人的にはマカロンのイメージ。フランスで食べた本場のマカロンが美味しすぎたからです…!)

今回のテーマはフランスの看護師について。

これを読めば給与や資格、特徴などがマルっとわかり、海外で働く看護師についての理解が深まること間違いなし!

フランスで看護師として働く方法についても紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

では行ってみましょう!

この記事のもくじ

  • フランスで働く看護師の実際
    • フランスの看護師資格
    • フランスの看護師の給与
  • フランスの看護師の特徴
    • ➀開業する看護師が多い!
    • ➁有給・長期休暇をしっかりとれる!
  • 日本の看護師がフランスで看護師として働くには
    • 日本の看護師免許は役立つの?
    • 日本での看護師資格を持っていない場合
  • まとめ

フランスで働く看護師の実際

フランスの看護師資格

フランスには日本と同様、看護師資格があります!

フランスで看護師として働くには、既定の教育を受け、看護師国家試験に合格することが必要です。

看護師免許を取得するためには、高校卒業後に看護師養成学校(専門学校)で、3年間(37.5ヶ月、4,760時間)履修し、地方公衆衛生局が実施する国家試験に合格して、看護師国家免許を取得する。 (フランスにおける医師と看護師の役割分担)

日本では看護師資格をとるために必要な教育を受ける機関として、大学・短期大学・専門学校がありますが、フランスでは専門学校が主です。

ちなみに、フランスにも看護師資格を取得したあと、日本の認定看護師や専門看護師と似ているキャリアアップの道があります。

➀専門看護師を取得する、もしくは➁管理看護師としてマネジメントに特化する道です。

専門看護師は➀小児専門看護師➁麻酔看護師➂手術室看護師の3つあります。 約2年間の実務経験と1~2年の専門の機関で教育を受けることが必要です。

管理看護師は、➀医療保健管理職、➁上級医療保健管理職、➂看護部長2級、➃看護部長1級の4段階に分かれており、4年以上の実務経験が必要です。

フランスの看護師の給与

フランスの看護師の給与は、いくらなのでしょうか? 日本の看護師の給与と比較してみると…

  • フランスの看護師の給与(初任給):約20万円(1700ユーロ)/月(cidj.com)
  • 日本の看護師の給与(初任給):約26万4000円/月(2019年病院看護実態調査)

これを見ると、日本の看護師よりも給与は低いようです。

自分のクリニックや訪問看護ステーションを経営する開業看護師になると、約24万円~30万円(2,000ユーロ~2,500ユーロ)稼ぐこともできるそうですが、それでも日本の看護師よりちょっと高い、くらいですね。

また、日本では、看護師の給与は全体の平均より50万円ほど高いといわれていますが、フランスでは他の職業と比較しても看護師の給与は低いといわれています。

経済協力開発機構(OECD)によると、フランスの看護師の報酬は他の業種の平均給与より6%低く(2017年)この水準は、OECD加盟国全体やドイツ、日本などと比べて低い。 (le media franco-japonais)

命を預かる重労働で夜勤もあるにもかかわらず平均より低いとは、ちょっとやる気をなくしてしまいそうですね…。

とはいえ、フランスでは看護学部は人気の学部。

フランスの高校生が学校に進学するために登録する「Parcoursup」というサイトでは、なんと看護学部志願者数は堂々の1位を獲得しています!

(Parcoursup 2019 : les filières les plus demandées)

入学試験が書類審査のみに変わったことが大きいようですが、全志願者の10%が看護学を志願しています。

看護学を第2希望以下であっても志願した学生を加えるとなんと150万人!

めまいのする数字ですね!

フランスの看護師の特徴

➀開業する看護師が多い!

フランスの看護師の特徴として、「開業して働く看護師が多い」ということが挙げられます。

フランスの就業看護師60万170人のうち9万8249人(16,4%)が開業看護師。 (フランスの医療と介護の最新情報その4)

なんと16%以上の看護師が開業しているのです!

その理由は看護師にも「開業権」があること。

フランスでは、医師だけでなくすべてのコメディカルに開業権があります。 看護師は実務経験3年を経た後に、地方公衆衛生局に登録して開業することができます。

一方日本では、看護師には基本的には開業権がありません。 唯一独立開業できるのは、訪問看護ステーションのみ。

日本の就業看護師は121万8606人(厚生労働省)に対し、訪問看護ステーションは約1万161施設です(一般社団法人訪問看護事業協会)。

ちょっと乱暴ですが、訪問看護ステーションの数だけ開業している看護師がいると考えても、1%以下。 比較してみると、フランスで開業している看護師が多いことが分かると思います。

ではフランスの開業看護師はどのようなことをするのでしょうか?

開業看護師の業務の流れは、患者にかかりつけ医から「処方箋」が渡されると、患者は開業看護師を選び、そのクリニック外来で治療や処置を受けるか、自宅に訪問看護をしてもらう。看護内容はドレーン交換、IVH,がんの化学療法、尿カテーテルの挿入と交換、静脈注射・筋肉注射・手術後の抜糸や処置、下腿潰瘍、褥瘡、投薬管理と多彩、多岐にわたる。 (フランスの医療と介護の最新情報その4)

日本の訪問看護ステーションとやや似ている部分もありますね! ただ、フランスの看護師は開業権だけではなく「処方権」もあります。

フランスでは2007年4月15日から看護師に処方権が与えられた。 衛生材料(ガーゼ・点滴材料・カテーテル類・外用薬など)は看護師で処方できるようになった。 (医心:フランスの医療と介護)

医師に依頼しなくても看護師が独自で処方できるようになったことで、看護師の独立性が高まったといえそうです!

➁有給・長期休暇をしっかりとれる!

国全体がバカンス大国といわれているフランス。

日本人が長期休暇を取ることに抵抗感があるのに対して、夏に2、3週間の休みをとるのは当たり前だそうです。

フランスでは有給休暇は5週間(30日間)で、取得率も100%!(JETRO) もちろん看護師も例外ではありません。

一方で日本は、有給休暇が20日とフランスより少ないだけではなく、取得率も50%と差をつけられています…。(エクスペディア・ジャパン)

1人あたり労働時間を世界で比較してみると、日本は1,745時間なのに対してフランスは1,479時間。(国際労働比較2014)

年間で266時間もの差があります!1日8時間労働と考えると1か月以上も休日が多いことになりますね!

以前フランスの友人が日本に遊びに来た時も3週間のお休みをとっていました。

「どうしてそんなに休めるの?」と聞くと、

「フランス人は休暇を大切にしているからさ。もしもとっちゃダメ!と言われたら反乱がおきるよ(笑)」と言っていました。

お休みが多いことで働く人がさらに忙しくなったり、一般企業だとプロジェクトが進まなくなったりとデメリットもあるそうですが、

働く側としてはまとまったお休みがあることは気分転換やモチベーションアップにもなり、うれしいですよね!

私は今日本の病院で看護師として働いていますが、連休はとれても1週間程度…。

もし1か月もまとまった休みがあったと考えると、どんな過ごし方をしようか、考えただけでもワクワクします!

日本の看護師がフランスで看護師として働くには

「フランスで看護師として働きたい!」と思ったら、どうすればいいのでしょうか?

そもそも、日本の看護師資格はフランスで通用するのか。 答えは、「No」です。

フランスは欧州連合(EU)加盟国なので、EU加盟国で取得した看護師資格であればフランスで使うことができます。

ですが日本はEU圏外になるので、フランスで新たに看護師資格を取得する必要があるのです。

とはいえ、フランスで看護師として働くことは難しいですが不可能ではありません。

フランスの看護師国家資格を受験し、合格すれば看護師として働くことができます。

日本の看護師免許は役立つの?

日本の看護師免許持っている人は、持っていない人と比較し学校での学習時間を短くできる可能性があります。

日本の看護師免許を持っている人がフランスで看護師免許をとるために必要なのは、

    1. フランス国内の看護学校で行われる筆記試験、面接、実技テストを受ける。
    2. 試験結果や看護師としての経験をもとに、看護学校で1年あるいは2年の教育受ける

(Diplôme infirmier étranger : quelle reconnaissance ?)

の2つです。

通常、フランスの看護学校は3年の教育期間設けられています。

ですが、日本の看護師資格、経験を有していれば1年ないし2年の教育期間を省くことができるそうです。

また、実技テストには点滴や膀胱留置カテーテル(尿を出すための管)の挿入などもあるというから驚きです!

私は実技に関してはマネキンを使うだろうと踏んでいたので血管カテーテル確保(点滴)、心臓マッサージなどに関する用語を覚えて言ったのですが、開始後突然1人の試験官がベットに寝だし彼にやって欲しいとのこと。”体はるなぁー”とびっくりしたものの、予定外にパニック。マネキンと踏んでいたので、それにできるテクニックしか用意していませんでした。結果清拭、点滴、尿道カテーテルなど、びっくりしたのは脳波。日本では看護士がやることではないといったところ、フランスでもそうだと言われ返す言葉を失いました。

(それいゆ:日本の看護師資格はフランスで通用する?)

実技試験では、日本での看護師としての経験を生かすことができそうですね!

ただ、日本では実技試験というものがないので、試験官の前で技術を披露する時の緊張たるや、恐ろしいです…。

日本での看護師資格を持っていない場合

日本での看護師資格も経験もない人でもチャンスがないわけではありません。

制度上フランスの看護学校に入学し、定められた3年間のカリキュラムを学べば、フランスで看護師資格を取ることはできます。

ただ、日本人がフランスで看護師になるのは珍しいという声もあります。

試験は各試験10問14点以上の取得が条件です。そしてすべての学校が受け入れてくれるわけではありませんでした。前例がないということで幾つもの学校に断られ多少へこんだものです。ヨーロッパ圏外のフランス語圏の看護士(モロッコ、ナイジェリア、アフリカ。。。)は受け入れるけれど、それ以外からの生徒は本当にまれのようです。 (それいゆ:日本の看護師資格はフランスでも通用する?)

さらに、日本からではなかなか正確な情報を得にくいというのも難しいところ。

年によって試験内容や手続きが変わることもあります。

日本語だけではなくフランス語で検索したり、フランスに住む知り合いに聞いたり、現地に問い合わせるなどしてまずは正確な情報を集めることをおすすめします。

また欠かせないのが、語学力。

フランスで看護師になりたいと考えるならば、まずはフランス語を学ぶのが先決といえるでしょう。

まとめ

フランスの看護師について紹介してきましたが、いかがでしたか?

同じ看護師でも、意外と給与が少なかったり、休暇をたっぷりとれたりと日本の看護師との違いを知ることができました!

まだまだ日本にはなじみのない開業看護師という働き方も、新たな発見でしたね。

また「フランスで働きたい!」という方になんといってもフランス語のスキルが必要であることもわかりました。

フランス語は普段の生活でもほとんど馴染みがないので、学習が難しいのが難点。

フランス以外では以外では生かせる場が少ないのも、もったいないところです。

そこでまずは最初のステップとして、英語を学ぶところから始めてみるのも一つの選択肢。

英語であれば、フランス語よりもなじみがあるため難易度も低く、生かせるチャンスもグッと多くなります。

HLCAでは、医療英語留学や、海外病院実習なども行っています。

英語を学ぶのはもちろん、海外の病院を経験することで視野も広がり、自分のやりたいことも明確になってくるはずです。

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この記事を書いた人
Reona
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看護師として5年間病院に勤務。セブ島での留学とインターンを機に英語の楽しさに目覚め、TOIEC300点以上のスコアアップに成功。日本に帰国後も通訳ボランティアや英語での取材などにチャレンジし、「病院を飛び出す看護師」を目指す。

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