看護師という仕事は、命と向き合うプロフェッショナル。
白衣を着て、冷静沈着に見えるナースたちも、実は毎日戦いの日々を過ごしています。
本記事では、そんな看護師たちが「これ分かる〜!」とつい共感してしまう看護師あるあるを30個ご紹介します。
現役看護師の方はもちろん、看護学生や看護師を目指している方、看護師のリアルな日常に興味がある方にもおすすめです。
この記事のもくじ
看護師あるある:日常業務編
まずは日常業務編です。
点滴ルートが見つからない日=地獄の始まり
「えっ、どこ行った?」と心の中で何度つぶやいたか分からない、点滴ルート探し。
高齢の患者さんや血管が細い方だと、どこを探しても「逃げる・見えない・入らない」の三重苦。
朝イチで失敗すると、その日一日のテンションがガタ落ちするのは“あるある”です。
ナースコールが鳴り止まない
記録を書こうとした瞬間、「ピンポーン♪」と鳴るナースコール。
対応して戻るとまた鳴り、気づけば3つの部屋を同時進行なんて日もあります。
「今、私、3人の分身がほしい…」と切に願う場面も。
優先順位と効率的な動きが求められる、まさにプロの技が問われる瞬間です。
トイレと食事のタイミングが分からない
気づいたら昼ごはんが15時、トイレは「最後に行ったのいつ?」というレベルになることも。
患者さんのケアが優先されるため、自分のことはつい後回しになりがちです。
それでも笑顔で頑張れるのは、看護師という仕事に誇りを持っているからかもしれません。
バイタル測るつもりが話し込まれる
血圧計を巻こうとしただけなのに、そこから長話が始まることはよくあります。
「そういえばね…」と昔話や家族のことなど、患者さんの言葉に耳を傾けているとあっという間に時間が…。
「癒しの時間」と「業務の追われ感」の板挟みで、心がちょっと揺れるあるあるです。
転倒注意でずっと後ろから見守る
「大丈夫です、一人で行けます」と言いながらフラつく高齢者。
本当に心配で、物陰からそっとストーカーのように見守るのはナースの習性です。
いざという時にすぐ支えられるよう、常に影のボディガードとして臨戦態勢です。
看護師あるある:夜勤編
夜勤時のあるあるについてです。
なぜか夜中の3時に急変が起きがち
「静かだな…」と思ったその時に限って、突如響くモニターアラーム。
不思議と急変は決まって深夜3時前後に起こりがちで、ナースの間では「魔の3時」とも言われています。
眠気が吹き飛び、緊張で一気に全神経が研ぎ澄まされる瞬間です。
仮眠時間=実質ゼロ
「1時間交代で仮眠取ろう」と言っていても、実際はナースコール・記録・処置などでバタバタ…。
ようやく仮眠に入ったと思ったら、「ピンポーン♪」で即終了。
結局、横になっただけで目はギンギンという夜も少なくありません。
夜勤明けハイテンション
疲れてるはずなのに、なぜか夜勤明けは変なテンションになります。
「寝ないといけないのに寝られない」「帰り道テンション高めでコンビニ寄っちゃう」など、ナースなら誰もが通る夜勤明けあるあるです。
おにぎり一つで夜を乗り切る
夜勤は忙しすぎて食事どころではないこともあります。
結局、夜中に食べるのは「おにぎり1個+お茶」だけだった…なんてことも。
そのおにぎりがまるでごちそうのように感じる夜もあります。
夜勤中の仲間意識が強くなる
少人数体制の夜勤は、お互いのサポートが命綱です。
助け合いながら乗り越える中で、自然とチームワークと絆が生まれていきます。
夜勤が終わった後の「お疲れ様」の一言には、何よりも救われる瞬間があります。
看護師あるある:患者さん編
患者さんとの関わりの中で起こるあるあるについてです。
「先生!」と呼ばれがち
白衣を着ているだけで、なぜか「先生!」と呼ばれることも多いです。
看護師と医師の違いを分かっていない患者さんやご家族に、先生と呼ばれてつい照れ笑いしてしまいます。
「違いますよ~看護師です!」と何度も訂正するのも、看護師の日常あるあるです。
同じ話を毎日してくれるおばあちゃん
「うちの孫がね~」と毎朝語り出す患者さん。
昨日と同じ話でも、毎回うれしそうに話してくれる表情が愛おしくて、つい笑顔で相槌をうってしまいます。
忙しい中でも、患者さんの心に寄り添う時間は大切にしたい瞬間です。
「痛くしないでね」の一言にプレッシャー
採血や注射の前に言われる「痛くしないでね…?」のひと言で、その瞬間プレッシャーが一気に肩にのしかかります。
それでも、笑顔で「大丈夫ですよ〜」と声をかけて、1回で決められた時の達成感はひとしおです。
名前を一生覚えてもらえない
毎日担当していても「あなた誰だっけ?」と聞かれることもあります。
他の看護師と混同されたり、呼び方を間違えられたりしても、笑顔で訂正するのがナースの優しさ。
名前を覚えてくれた時は、ちょっとうれしかったりします。
お礼の一言で救われる
忙しくて心が折れそうなとき、患者さんやご家族からの「ありがとう」「助かりました」の一言が何よりのご褒美となります。
その瞬間、「この仕事しててよかった」と心から思えます。
看護師の原動力は、やはり「人と人とのつながり」なのかもしれません。
看護師あるある:プライベート編
プライベートでのあるあるについてです。
平日休みのありがたみを噛みしめる
病院勤務のナースは、土日関係なしのシフト制。
だからこそ、平日の空いてるカフェ・映画館・美容室を満喫できるのは特権です。
「人混みがないだけで癒される〜」というのは、ナースの休日あるあるです。
スケジュールが「夜勤明け」と「公休」でいっぱい
一般的な「休み」とはちょっと違う、ナースのカレンダー。
予定表は「準夜」「明け」「公休」「早番」など、シフト用語の暗号だらけになります。
予定を立てようとしても、「その日は夜勤明けだからたぶんムリ…」と断ることも多いです。
倒れてる人見ると本能的に駆け寄る
休みであっても、緊急時には体が勝手に動くのが看護師の性。
街中で誰かが具合悪そうにしていると、「大丈夫ですか?」と自然に声をかけてしまいます。
まさに、プライベートでも職業モードが抜けない瞬間です。
家族や友達の「ちょっと聞いて〜体調が…」が始まる
友達や家族と会うと、なぜか自然と「プチ健康相談タイム」に突入。
「最近、血圧高いんだけど…」「病院行った方がいいかな?」と質問攻めになることも。
身近なナースとして信頼されている証だけど、少しは休ませて~!と思うこともあります。
シフトの見間違いでヒヤッとする
「今日って休みだったよね…?」「あれ、もしかして日勤だった!?」とシフトを確認し直すあの心臓のバクバク感はあるあるです。
実際に間違えて寝坊や遅刻しそうになったことがある人もきっと多いはずです。
スマホのカレンダーを何度も確認するのも、ナースあるあるです。
看護師あるある:看護師同士編
看護師同士の関わりの中で起こるあるあるについてです。
アイコンタクトで全てが通じる
忙しい現場では、言葉を交わす時間すら惜しい瞬間があります。
そんな時でも、目配せ一つで「今、あれお願い!」「了解!」が成立するのが、看護師同士のすごいところ。
長年の連携で築かれた以心伝心は、まさにプロフェッショナル同士の絆です。
引き継ぎが長くなりがち
申し送りの時間になると、どうしても「あれもこれも伝えておきたい」となり、ついつい話が長引くことに。
患者さん一人ひとりの状態や経過、ちょっとした変化まで共有したくなるのが看護師の性。
しかしそれは、安全第一の意識が高い証拠でもあります。
情報共有が神スピード
「Aさん、さっき点滴抜けたよ」「Bさんはお風呂終わってます」など、リアルタイムで飛び交う情報の嵐。
看護師のスムーズな連携には、声掛け・ホウレンソウ(報連相)が命です。
フォローし合える安心感
ミスしそうになったときにそっと助けてくれたり、記録が間に合わないときに「やっておいたよ」とフォローしてくれたりする先輩や同期は宝です。
「この人たちと働けてよかった」と思える瞬間は何度も訪れます。
仕事終わりの愚痴が止まらない
勤務後に食事やカフェで集まると、止まらないのが職場トーク。
あの患者さん、あの医師、シフトの愚痴…。共感して笑い合うことで、心が軽くなります。
ナースにとって、共に働く仲間は人生の戦友です。
看護師あるある:その他編
その他の看護師あるあるです。
手洗いのプロになる
手洗い・手指消毒の徹底は、看護師としての基本中の基本。
気づけば誰よりも手洗いの正確さとスピードに自信があるようになります。
病棟を離れても「まず石けん!」と反射的に動くのは、完全にプロの習性です。
つい他人の健康状態が気になる
電車で咳き込んでいる人を見ると「呼吸音どうだろう…」、高齢の方がフラフラしていると「バイタル大丈夫?」と心配に。
職業病とも言えるナースの観察眼は、日常でもフル稼働しています。
自分の健康管理はつい後回し
人の健康を守るプロであるはずが、自分の不調は「ま、いっか」とスルーしがちです。
寝不足、腰痛、肩こり…。気づいたらボロボロになってる自分に気づいて焦る、なんてことも。
まずは自分の健康を大切にしたいものです。
ドラマの医療シーンが気になって仕方ない
医療ドラマを見ると、「それ、現実じゃ絶対無理」「器具の使い方違う!」などツッコミが止まりません。
もはやエンタメというより、検証番組として見てしまうのもナースあるあるです。
結局、看護師って最高の仕事
どんなに疲れても、つらいことがあっても、「この仕事じゃなきゃ味わえない感動がある」。
患者さんの笑顔や回復に立ち会えるたびに、「やっぱり看護師でよかった」と感じる日々です。
大変だけど、かけがえのない毎日、それがナースのリアルです。
看護師あるある:医療英語を学んでいる人編
ここまでの30選とは別に、HLCAで医療英語を学んでいる看護師から実際に集めた「医療英語学習中あるある」を10個ご紹介します。すべて現役のコーチや受講生が現場で体験したエピソードです。「英語苦手」と思っていた看護師にも、こんな日常の変化が起きています。
付箋に英単語を書いて、患者さんの腋窩で何度もつぶやく
「腋窩」の英語表現が言えず、付箋に “axillary fossa / axilla” と書いて持ち歩き、患者さんの腋窩に体温計を挟むたびにマスクの下で発音練習——というHLCA受講生のエピソードがあります。発音は反復しか上達しません。仕事中のスキマでの反復は、現役看護師ならではの王道です。
車の中・更衣室・お風呂が「学習時間」に変わる
HLCAコーチが受講生から聞いた共通パターン:「車の中でコーチング受講」「昼休みの更衣室でレッスン予習」「お風呂と仕事の準備時間はシャドーイング」。「机に向かう」を諦めると、続けられるのが医療英語学習のリアルです。
子どもとお医者さんごっこで習った英語を復習する
「腕を上げて」「息を深く吸って」「金属類を外して」——子どもとのお医者さんごっこを、レッスンで習った英語フレーズを口に出す機会に転用しているコーチもいます。家族時間が学習時間になるのは、まさに看護師ならではの工夫です。
張り切って英語で対応したら、全然伝わらなくて凹む
初めて外国人患者を担当したとき、せっかく覚えた医療英語フレーズを出したのに、相手の母語訛り・スピード・スラングに圧倒されて全然通じなかった——という凹みエピソードもあります。「教科書英語」と「現場英語」の違いに気づく瞬間です。ここで凹んでから一気に学習にスイッチが入る人が多いのも特徴。
採血の英語苦手な同僚の代わりに、コミュニケーション専門で駆けつける
「採血そのものは別の看護師、私はコミュニケーション担当」というように、英語が話せる看護師は役割分担の中で重宝される存在になります。技術力+英語力=病棟での新しいポジションです。
英語で患者さんと接すると、「ありがとう」の量が増える
HLCAの現役受講生が語ったエピソード:「英語で対応すると、日本人患者さんの何倍も『ありがとう』をもらえる」。海外患者にとって、母語で接してくれる医療者は単なるスタッフ以上の存在です。レビューや感謝の声が自己肯定感を底上げしてくれます。
申し送りメモに英単語が混ざっていく
勉強を始めて3ヶ月ほど経つと、申し送りメモに「BP」「RR」「SpO2」だけでなく、自分が学んだ症状・処置の英語略号が自然に増えていきます。気づくと頭の中で日本語と英語の医療用語が並行して動いている状態に。
先生のカルテ英語が、ある日読めるようになっている
「いつもは漢字の所見しか読めなかった先生のカルテで、急に英語の所見が読めるようになる」というのも、医療英語学習中の看護師あるあるです。地道な単語暗記と論文読解の成果が、現場で突然「使える状態」に変わる瞬間があります。
日本語で会話したあとに「英語ならどう言う?」と1人でブツブツ
患者さんとの日本語のやり取りが終わったあと、ラウンド中に「これ英語ならどう言うかな」と頭の中で訳し直しながらつぶやくクセがついた——というのもよく聞く話。現場が常に英語の練習場になるのが医療英語学習の強みです。
認知症の方が、突然英語をペラペラ話し始める瞬間に立ち会う
HLCAコーチが受講生から聞いた印象的なエピソード:認知症の入院患者さんが、ある日突然英語で話し始めた。日本語より英語のほうが「通じる」とわかり、英語で対応したら患者さんの不穏が落ち着いた、という現場でしか起こらない出来事です。英語が「ケアの選択肢」を増やしてくれる瞬間です。
「医療英語を学ぶ」と聞くと、留学や試験対策のような大きな話を想像しがちですが、実際の受講生の日常は「腋窩で英単語をつぶやく」「車の中でコーチング」といった等身大の積み重ねです。続けるコツは 医療英語の学習が続かない3つの理由 や 英語が苦手な医療従事者のための病院サバイバル術 でも詳しく解説しています。
看護師あるある30選のまとめ

思わず「わかる!」と共感することや、「これって私だけじゃなかったんだ」と安心できることがたくさんあったと思います。
「忙しいけどやりがいがある」「大変だけど仲間がいるから頑張れる」——そんな看護師ライフの魅力が、少しでも伝われば幸いです。
そして、本記事の後半で紹介した「医療英語を学んでいる看護師あるある10選」のように、英語を学ぶことで日常の景色が少しずつ変わっていく——という変化も、HLCAでは毎日のように受講生から聞きます。「いつか英語ができるようになりたい」と思っている方は、無料カウンセリングで現状の英語レベルと目標を整理してみてください。
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