この記事のポイント
- 海外で需要が高い医療職を、オーストラリア・英国・カナダ・ニュージーランド・中東の公開情報をもとにランキング形式で解説
- 看護師・医師・薬剤師・PT/OT・助産師など職種別の需要動向と英語準備のポイントを網羅
「海外で医療者として働きたいけど、どの国のどの職種に需要があるのか分からない」——そんな疑問を持つ医療従事者に向けて、2026年時点で確認できる各国の公開情報をもとに、海外で需要の高い医療職をランキング形式で紹介します。
この記事では、日本の医療資格を持つ人が挑戦しやすい国と職種を、ビザの取りやすさ・年収・英語要件も含めて徹底比較します。
- 海外で需要が高い医療職ランキングTOP10
- 日本人医療者が就職しやすい国ベスト5
- 職種別の年収・英語要件・ビザの取りやすさ比較
- 海外就職の第一歩として今日からできること
この記事のもくじ
海外で需要が高い医療職ランキングTOP10

WHO(世界保健機関)は、2030年までに世界で約1,100万人の医療従事者が不足すると推計しており、特に低・低中所得国で不足が大きいとしています。以下は、WHOの見通しと各国の技能職リスト(Skilled Occupation List)・医療職登録機関の公開情報を参考に、日本人医療者が検討しやすい職種を編集部が整理したランキングです。国・州により要件は変わるため、順位は絶対的な就職難易度を示すものではありません。
| 順位 | 職種 | 英語名 | 需要が特に高い地域 |
|---|---|---|---|
| 1 | 看護師 | Registered Nurse (RN) | 全世界(特に英語圏) |
| 2 | 医師(一般・専門) | Physician / Medical Doctor | 豪州・英国・中東 |
| 3 | 理学療法士 | Physiotherapist / Physical Therapist | 豪州・カナダ・NZ |
| 4 | 薬剤師 | Pharmacist | 英国・カナダ・豪州 |
| 5 | 放射線技師 | Radiographer / Radiologic Technologist | 豪州・カナダ |
| 6 | 助産師 | Midwife | 豪州・NZ・英国 |
| 7 | 作業療法士 | Occupational Therapist (OT) | 豪州・カナダ |
| 8 | 歯科医師 | Dentist | 英国・カナダ・中東 |
| 9 | 臨床検査技師 | Medical Laboratory Scientist | 豪州・カナダ |
| 10 | 言語聴覚士 | Speech Pathologist / Speech-Language Pathologist | 豪州・カナダ |
日本人医療者が就職しやすい国ベスト5

1位: オーストラリア
- 理由: 看護師・理学療法士・放射線技師など多くの医療職がSkilled Occupation Listに掲載
- 英語要件: IELTS 7.0以上 / OET B以上
- 年収目安: 看護師 約AUD 80,000〜110,000(約800〜1,100万円・経験や州、雇用形態により変動)
- ビザ: Skilled Independent Visa (189)、Skilled Nominated (190)
2位: ニュージーランド
- 理由: 看護師不足が深刻、資格認定のプロセスが比較的シンプル
- 英語要件: IELTS 7.0以上
- メリット: ワークライフバランスが良い、永住権取得ルートが明確
3位: カナダ
- 理由: 医療者不足が全州で深刻、Express Entryで移民しやすい
- 英語要件: 移民申請(Express Entry)ではCLB 7以上が一つの基準(IELTS Generalでは各技能6.0相当)。看護師登録など資格認定は州・職種ごとにIELTS AcademicやCELBAN等の別要件があるため要確認
4位: イギリス
- 理由: NHSの人材不足、Health and Care Workerビザで優遇
- 英語要件: IELTS 7.0以上 / OET B以上
5位: 中東(UAE・サウジアラビア・カタール)
- 理由: 高給・免税、外国人医療者を積極採用
- 英語要件: 施設により異なる(一般的にIELTS 6.5以上)
- 特徴: 年収が高い、税金がかからない
各国の詳しい情報は看護師の海外就職 国別比較でも解説しています。
職種別・海外就職に必要な英語力一覧

| 職種 | 一般的な英語要件 | 推奨する試験 |
|---|---|---|
| 看護師 | IELTS 7.0 / OET B | OET(医療特化) |
| 医師 | IELTS 7.0〜7.5 / OET B | OET + 各国医師試験 |
| 理学療法士 | IELTS 7.0 | IELTS Academic |
| 薬剤師 | IELTS 7.0〜7.5 | IELTS Academic |
| 放射線技師 | IELTS 7.0 | IELTS Academic |
| 助産師 | IELTS 7.0 / OET B | OET |
いずれの職種でもIELTS 7.0前後が一つの目安です。ただしセクション別の必要スコア(例: 英国・NZの看護師登録はWriting 6.5で可)や認められる試験の種類は国・職種・申請時期によって異なるため、必ず志望国の登録機関の最新基準を確認してください。OETとは?の記事で、医療従事者専用の英語試験について詳しく解説しています。
海外就職の第一歩|今日からできる3つのアクション

1. 自分の職種が希望国の技能職リストに載っているか確認する
オーストラリアならMLTSSL/STSOL、カナダならNOCを確認しましょう。
2. IELTS/OETの模擬テストを受ける
今の英語力と目標スコアとのギャップを把握することが第一歩です。無料のオンライン模擬テストも多数あります。
3. HLCAの無料カウンセリングで相談する
HLCAでは職種別の医療英語カリキュラムに加え、海外キャリアのアドバイスも行っています。セブ島留学でIELTS対策と医療英語を同時に学ぶプランが人気です。
よくある質問

HLCAでさらに学ぶには
需要動向は各国の医療制度・人口動態によって変化します。最新情報は各国看護師会・医師会公式とHLCA卒業生コミュニティから得るのが確実です。
HLCAでは医療従事者向けのオンライン医療英語コースとセブ島留学を組み合わせた学習プランを提供しています。まずは無料カウンセリングで現在の英語力・目標・スケジュールを整理しましょう。あわせて看護師×医療英語の総合ガイド、医療英語の基本200語も学習リソースとして参考になります。
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