手術室の医療英語|オペ室で使う英単語・フレーズ・器械名を場面別に解説

miku
公開日:2026.04.14
更新日:2026.04.13
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手術室(オペ室)は、医療現場の中でも特に正確なコミュニケーションが求められる場所です。外国人医師や看護師との協働、海外の手術室で働く機会など、手術室スタッフに英語力が求められるシーンは増えています。

この記事では、手術室で働く医師・看護師が知っておくべき医療英語を、術前・術中・術後の場面別に整理して解説します。

この記事でわかること
  • 手術室で頻出する医療英単語・器械名の日英対照表
  • 術前・術中・術後の場面別英語フレーズ
  • 器械出し看護師(scrub nurse)・外回り看護師(circulator)の英語
  • 手術室スタッフが英語力を高める方法

手術室で使う基本英単語|スタッフ・場所・役割

手術室の基本英単語

手術室のスタッフと役割

日本語 英語 略語
執刀医 surgeon
麻酔科医 anesthesiologist
器械出し看護師 scrub nurse
外回り看護師 circulating nurse / circulator
手術助手 surgical assistant SA
臨床工学技士 clinical engineer CE

手術室の場所・設備

日本語 英語
手術室 operating room (OR) / operating theatre (英)
手術台 operating table
無影灯 surgical light / overhead light
器械台 instrument table / Mayo stand
滅菌エリア sterile field
回復室 recovery room / PACU (Post-Anesthesia Care Unit)

手術器械の英語名一覧

手術器械の英語名

基本器械

日本語 英語
メス scalpel
鑷子(せっし) forceps
持針器 needle holder
剪刀(せんとう) scissors
鉗子(かんし) clamp
開創器 retractor
吸引管 suction tube / suction cannula
電気メス electrocautery / Bovie
縫合糸 suture
ガーゼ gauze / sponge
ドレーン drain

専門器械

日本語 英語
腹腔鏡 laparoscope
トロッカー trocar
ステープラー stapler
骨用ドリル bone drill
止血クリップ hemostatic clip

術前に使う英語フレーズ

術前の英語フレーズ

タイムアウト(手術開始前の安全確認)

  1. “Let’s do a time-out before we begin.”(開始前にタイムアウトを行いましょう)
  2. “Can you confirm the patient’s name and date of birth?”(患者さんの氏名と生年月日を確認してください)
  3. “What procedure are we performing today?”(本日の術式は何ですか?)
  4. “Has the surgical site been marked?”(手術部位のマーキングは済んでいますか?)
  5. “Are there any known allergies?”(既知のアレルギーはありますか?)
  6. “Antibiotic prophylaxis has been given.”(予防的抗菌薬は投与済みです)

麻酔導入時

  1. “We’re going to start the anesthesia now.”(これから麻酔を始めます)
  2. “Please count backwards from 10.”(10から逆に数えてください)
  3. “The patient is intubated and stable.”(挿管完了、バイタル安定しています)

術中に使う英語フレーズ

術中の英語フレーズ

器械の受け渡し

  1. “Scalpel, please.”(メスをください)
  2. “Forceps.”(鑷子)
  3. “Suction.”(吸引)
  4. “I need a retractor.”(開創器が必要です)
  5. “3-0 Vicryl on a taper needle.”(3-0バイクリル、丸針で)
  6. “Bovie on 30, please.”(電気メスを30でお願いします)

状況報告・指示

  1. “There’s a bleeder here.”(ここに出血点があります)
  2. “Clamp and tie.”(クランプして結紮してください)
  3. “Sponge count is correct.”(ガーゼカウント合っています)
  4. “We’re closing now.”(これから閉創します)
  5. “Estimated blood loss is 200 mL.”(推定出血量は200mLです)

術後に使う英語フレーズ

術後の英語フレーズ

回復室での申し送り

  1. “The surgery went well. No complications.”(手術は順調でした。合併症はありません)
  2. “The patient is on morphine PCA for pain management.”(疼痛管理のためモルヒネPCAを使用中です)
  3. “Please monitor vitals every 15 minutes.”(15分ごとにバイタルを測定してください)
  4. “Check the drain output hourly.”(ドレーン排液量を1時間ごとに確認してください)
  5. “The patient can start clear liquids when fully awake.”(完全に覚醒したら飲水開始できます)

手術室スタッフが医療英語を学ぶ方法

手術室スタッフの英語学習法

手術室の医療英語は、日常英会話とは大きく異なる専門用語の宝庫です。効果的な学習法を3ステップでご紹介します。

ステップ1: 手術器械と解剖用語を英語で覚える

まずは器械名と解剖用語を英語で言えるようになりましょう。普段使っている器械の名前を英語に置き換えるだけで、大きな第一歩になります。

ステップ2: 手術動画を英語で視聴する

YouTubeには英語の手術手技動画が多数あります。英語字幕をオンにして視聴することで、術中のコミュニケーションの流れが自然に身につきます。

ステップ3: 医療英語のマンツーマンレッスンで実践

HLCAでは、手術室勤務の看護師・医師向けに職種別カスタマイズカリキュラムを提供しています。実際の手術シナリオを使ったロールプレイで、現場で使える英語力を身につけることができます。医療英語の効率的な勉強法も参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

手術室の医療英語FAQ

Q. 手術室は英語で何と言いますか?

A. アメリカ英語では “operating room”(略: OR)、イギリス英語では “operating theatre” と言います。

Q. 器械出し看護師と外回り看護師は英語で何と言いますか?

A. 器械出し看護師は “scrub nurse”、外回り看護師は “circulating nurse” または “circulator” です。

Q. 手術室で働くために英語力はどのくらい必要ですか?

A. 日本国内で外国人医師と協働する場合は日常会話レベル+専門用語で対応可能です。海外の手術室で働く場合はIELTS 7.0以上が目安となります。

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この記事を書いた人
miku

看護師として企業勤務を経験後、インドへ。インドで生活をしながら英語を習得し、TOEIC860点に。現在は帰国し、HLCAスタッフとして、カウンセリングを担当するほか、WEBライターとして活動している。