この記事でわかること
- 医療英語スクールを選ぶときにチェックすべき5つのポイント
- 医療英語が学べるオンラインスクール5社の比較(HLCA・めどはぶ・MDメディコム・mytutor・EF English Live)
- 各スクールの対象者・講師の専門性・レッスン形式の違い
- 目的別(OET対策・海外就職・日常臨床)のおすすめスクール
- 無料体験・カウンセリングの活用法
「医療英語を本格的に学びたいけれど、どのスクールを選べばいいか分からない」
そんな悩みを持つ医療従事者の方は少なくありません。医療英語スクールは近年増えてきましたが、講師の医療知識やカリキュラムの専門性には大きな差があります。
この記事では、医療英語に対応したオンラインスクール5社を、講師の専門性・対応職種・レッスン形式・資格対策の有無などの観点で比較します。あなたの職種・目的に合ったスクール選びの参考にしてください。
この記事のもくじ
医療英語スクールを選ぶ5つのポイント

医療英語スクールは増えていますが、質や特徴はさまざまです。後悔しないスクール選びのために、以下の5つのポイントを押さえましょう。
1. 講師に医療のバックグラウンドがあるか
最も重要なのは、講師が医療の知識・資格を持っているかです。一般の英語講師では、医療用語の文脈的な使い方や現場での自然な表現を指導するのは困難です。
看護師・薬剤師・医師などの資格を持つ講師なら、専門的なフィードバックが可能になります。
2. 自分の職種に合ったカリキュラムがあるか
医療英語といっても、看護師と医師、薬剤師では使う英語がまったく異なります。「医療英語コース」とひとくくりにしているスクールではなく、職種別にカリキュラムが用意されているスクールを選びましょう。
3. 目的に合ったコース設計があるか
医療英語を学ぶ目的は人それぞれです。
- 日常の外国人患者対応を円滑にしたい
- 海外就職のためにOETやIELTSのスコアが必要
- 国際学会での発表や英語論文の執筆を目指したい
自分の目的に合ったコースが用意されているか、事前に確認しましょう。
4. レッスン形式(マンツーマン vs グループ)
医療英語の場合、問診やロールプレイなど個別の場面練習が重要です。マンツーマンレッスンなら自分の職種に合った練習ができ、話す量も多くなります。一方、グループレッスンは他の受講者から刺激を受けられるメリットがあります。
5. 卒業生の実績・口コミ
スクールの実績は信頼性の指標になります。特に自分と同じ職種の卒業生がどのような成果を上げているかは、大きな判断材料です。卒業生の数、海外就職の実績、資格試験の合格率などを確認しましょう。
医療英語が学べるオンラインスクール5選|比較表

医療英語を学べる代表的なオンラインスクール5社を、主要な比較項目で整理しました。
| 比較項目 | HLCA(ハルカ) | めどはぶ | MDメディコム | mytutor | EF English Live |
|---|---|---|---|---|---|
| 運営元 | KREDO JAPAN株式会社 | ワンナップ英会話グループ | MDメディコム | 株式会社エー・フラッシュ | EF Education First |
| 講師の医療知識 | ◎ 全員が医療系4大卒 または医療資格保持者 |
◎ 海外で活躍する 日本人医師が登壇 |
◎ 米国人医師チーム +日本人大学講師 |
△ 英語教育のプロ (医療専門ではない) |
△ 英語ネイティブ講師 (医療専門ではない) |
| 対応職種 | ◎ 看護師・医師・薬剤師 ・PT・OT・助産師など 12職種以上 |
◯ 医師・看護師・ 薬剤師・医療通訳など |
◯ 医師中心 (看護師も対応) |
△ 医師向け・ 看護師向けの2コース |
△ 職種別なし (業界英語コース) |
| レッスン形式 | マンツーマン | グループ(少人数) +個別振替あり |
マンツーマン | マンツーマン | グループ中心 (マンツーマンも可) |
| カリキュラムの柔軟性 | ◎ 職種別 フルオーダーメイド |
△ 固定プログラム (全12回) |
◯ 専門分野に合わせた 個別教材を作成 |
△ 固定カリキュラム | △ 固定カリキュラム |
| 資格試験対策 | ◎ OET・IELTS・ TOEFL・医英検 |
△ 試験対策は メインではない |
◯ 学会発表・ 論文英語に対応 |
◯ IELTS・TOEFL 対策あり |
◯ TOEFL・IELTS 対策あり |
| 留学との連携 | ◎ セブ島留学と連携 (同一運営) |
✕ なし | ✕ なし | ✕ なし | ◯ 海外校への留学可 |
| 料金 | 公式サイトで確認 | 公式サイトで確認 | 公式サイトで確認 | 公式サイトで確認 | 公式サイトで確認 |
| こんな人におすすめ | 医療英語を本格的に学びたい人 海外就職を目指す人 |
仲間と一緒に 医療英語を学びたい人 |
学会発表・論文執筆の 英語力を磨きたい医師 |
まず手軽に医療英語に 触れてみたい人 |
基礎英語力をつけながら 医療分野も学びたい人 |
※ 料金は各スクールの公式サイトでご確認ください。キャンペーンや受講期間によって異なる場合があります。
ここからは、各スクールの特徴をさらに詳しく解説します。
スクール別の詳細レビュー

1. HLCA(ハルカ)|医療英語完全特化・12職種対応のパイオニア
HLCA(ハルカ)は2015年創業の、医療英語に完全特化したスクールです。セブ島に校舎を構え、オンラインレッスンと医療英語留学の両方を提供しています。
最大の特徴は、講師全員が医療系4年制大学卒業者または医療の国家資格保持者である点です。看護師・薬剤師・医療関連職のバックグラウンドを持つ講師が、職種別のフルオーダーメイドカリキュラムでマンツーマン指導を行います。
対応職種は看護師・医師・薬剤師・理学療法士・助産師・歯科医師・医療事務など12以上。受講生の22%は医師であり、初級から上級まで幅広いレベルに対応しています。
こんな人におすすめ:
- 自分の職種に特化した医療英語を学びたい人
- 海外就職を目指してOET・IELTSの対策をしたい人
- オンラインと留学を組み合わせて短期集中で伸ばしたい人
卒業生3,000名以上の実績があり、オーストラリアやニュージーランドでの看護師就職サポートも行っています。詳しくは無料カウンセリングでご確認ください。
2. めどはぶ(Medical English Hub)|医師によるグループ学習プログラム
めどはぶは、ビジネスパーソン向け英会話スクール「ワンナップ英会話」のグループサービスとして運営されている医療英語プログラムです。
海外で活躍する日本人医師や英語学習アドバイザーが講師として登壇し、模擬診療(ロールプレイ)やプレゼン実習を通じて実践的な医療英語を学べます。
全12回・3ヶ月のプログラム構成で、チーム学習を取り入れているのが特徴です。仲間と切磋琢磨しながら学びたい方に向いています。授業はZoomで日曜日に開催され、参加できない場合は授業動画の視聴と振替授業でカバーできます。
こんな人におすすめ:
- 日本語で医療英語の基礎を固めたい人
- 同じ志を持つ仲間と一緒に学びたい人
- 3ヶ月の短期集中で学びたい人
詳しくはめどはぶ公式サイトをご覧ください。
3. MDメディコム|米国人医師による本格医学英語
MDメディコムは、ネイティブの米国人医師チームと日本人大学講師による2名体制で、専門性の高い医学英語を指導するオンラインスクールです。
学会発表や論文執筆を見据えた高度な医学英語に特化しており、国際学会でのプレゼンテーション準備や医学論文の校正コースなども用意されています。マンツーマン形式で、専門分野に合わせた個別教材を使用します。
こんな人におすすめ:
- 国際学会での発表を控えている医師
- 英語論文の執筆・校正力を高めたい研究者
- 米国医師から直接指導を受けたい人
詳しくはMDメディコム公式サイトをご覧ください。
4. mytutor(マイチューター)|手軽に始められる医療英語コース
mytutorは、IELTS・TOEFLなどの試験対策に強いオンライン英会話スクールです。医療英語専門のスクールではありませんが、「Medicine(医師・医療)」「Nursing(看護師)」の職業別プログラムが用意されています。
担任制度を採用しており、気に入った講師を指名して継続的にレッスンを受けられるのが特徴です。1レッスン25分と短時間のため、忙しい医療従事者でも隙間時間に取り組めます。
こんな人におすすめ:
- まず手軽に医療英語に触れてみたい人
- IELTSやTOEFLの試験対策も同時に進めたい人
- コストを抑えて始めたい人
詳しくはmytutor公式サイトをご覧ください。
5. EF English Live|世界最大級のオンライン英会話
EF English Liveは、世界120カ国で展開する大手オンライン英会話スクールです。医療英語専門のスクールではありませんが、「業界別英語コース」の中にヘルスケア分野が含まれています。
ネイティブ講師によるグループレッスンとマンツーマンレッスンの組み合わせで、基礎的な英語力を高めながら医療分野の英語にも触れられます。
こんな人におすすめ:
- 英語の基礎力から鍛え直したい人
- 医療英語に特化する前に、まず総合的な英語力を上げたい人
- ネイティブ講師のレッスンを受けたい人
詳しくはEF English Live公式サイトをご覧ください。
目的別おすすめスクールの選び方

「比較表を見てもまだ迷う」という方のために、目的別のおすすめスクールをまとめました。
OET対策・海外就職を目指すなら → HLCA
オーストラリアやニュージーランドで看護師として働くには、OETやIELTSの規定スコアが必須です。HLCAはOET・IELTS対策のカリキュラムに加え、海外就職のキャリアサポートまで一貫して提供しています。卒業生の海外就職実績も豊富です。
また、セブ島での医療英語留学と組み合わせれば、短期間で集中的にスコアを伸ばすことも可能です。
日常臨床の外国人患者対応なら → HLCA・めどはぶ
日本国内の病院で外国人患者に対応するための英語力を身につけたい場合は、問診・バイタル報告・検査説明などの実践的なロールプレイができるスクールが最適です。
HLCAは職種別のオーダーメイドカリキュラムで、自分の業務に直結した場面練習ができます。めどはぶのグループプログラムでは、模擬診療を通じて仲間と一緒にスキルを磨けます。
学会発表・論文執筆なら → MDメディコム
国際学会でのプレゼンテーションや英語論文の執筆を目指す医師・研究者には、MDメディコムが最適です。米国人医師から直接、学術的な英語のフィードバックを受けられます。
まず手軽に始めたいなら → mytutor
「いきなり専門スクールに申し込むのはハードルが高い」と感じる方は、mytutorで医療英語コースを体験してみるのも一つの方法です。短時間のレッスンで気軽にスタートできます。
無料体験・カウンセリングの活用法

医療英語スクールの多くは、無料体験レッスンやカウンセリングを用意しています。契約前に必ず活用しましょう。
無料体験で確認すべき3つのこと
- 講師の専門性:自分の職種に関する質問をして、講師がどの程度理解しているか確認する
- カリキュラムの柔軟性:自分の学習目的を伝えて、対応してもらえるか確認する
- レッスンの進め方:教材の質、フィードバックの丁寧さ、自分との相性を体感する
2社以上の体験を比較するのがおすすめ
1社だけでは比較できません。最低2社以上の無料体験を受けて、講師の質・カリキュラムの内容・サポート体制を比較しましょう。
HLCAでは、あなたの職種・目標・現在の英語力に合わせた最適な学習プランを無料カウンセリングでご提案しています。「何から始めればいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問

Q. 医療英語スクールは英語初心者でも大丈夫ですか?
多くのスクールでは初級レベルから受講できます。特にHLCAは、初級から上級まで幅広いレベルに対応したカリキュラムを用意しており、英語に自信がない方でも安心してスタートできます。「医療英語とは?」をまだご存じない方は、こちらの記事も参考にしてください。
Q. 看護師ですが、どのスクールがおすすめですか?
看護師の方には、看護師専門のカリキュラムがあるスクールをおすすめします。HLCAは看護師向けのオーダーメイドカリキュラムに加え、海外での看護師免許書き換えやIELTS対策のサポートも充実しています。
Q. 一般の英会話スクールで医療英語は学べませんか?
基礎的な英会話力は身につきますが、医療現場で求められる専門的な英語は学びにくいのが実情です。一般の英語講師は医療用語の文脈的な使い方に精通しておらず、問診や申し送りなど医療特有のコミュニケーション練習もカリキュラムに含まれていないことがほとんどです。
Q. オンラインと通学、どちらがおすすめですか?
忙しい医療従事者には、時間と場所を選ばないオンラインレッスンがおすすめです。夜勤明けや休日にも受講でき、全国どこからでもアクセスできます。さらに短期集中で伸ばしたい場合は、セブ島での医療英語留学と組み合わせるのも効果的です。
Q. 医療英語の資格試験にはどんなものがありますか?
海外就職に必要なOET(Occupational English Test)やIELTSが代表的です。国内では日本医学英語教育学会が実施する「医英検」もあります。目標とする資格に対応したコースがあるスクールを選びましょう。
まとめ|自分の目的に合った医療英語スクールを選ぼう

医療英語スクールを選ぶ際は、以下の5つのポイントを基準にしましょう。
- 講師に医療のバックグラウンドがあるか
- 自分の職種に合ったカリキュラムがあるか
- 目的に合ったコース設計があるか
- マンツーマンで実践練習ができるか
- 卒業生の実績が豊富か
この記事で紹介した5つのスクールには、それぞれ強みがあります。まずは2社以上の無料体験・カウンセリングを受けて、自分に合ったスクールを見つけてください。
医療英語は、一般英会話の延長では身につきません。医療に精通した講師から、現場に即したカリキュラムで学ぶことが、遠回りに見えて最も確実な近道です。




