「医療英語を勉強したいけど、何から始めればいいかわからない」
「忙しい医療現場で働きながら、どうやって英語力を伸ばせばいいのか」
そんな悩みを抱える医療従事者は少なくありません。
この記事では、医療英語とは何かという基礎知識から、効率的な勉強法、実際にHLCAで学んだ受講生の成果データまで、医療英語を習得するためのロードマップを紹介します。
この記事のもくじ
医療英語とは?一般英語との違い

医療英語とは、医療現場で使われる専門的な英語のことです。一般的な英会話とは異なり、解剖学用語・疾患名・薬剤名・医療処置の説明など、専門性の高い語彙や表現が求められます。
医療英語が必要とされる場面
- 外国人患者への問診・説明:症状の聞き取り、検査説明、服薬指導
- 英語論文の読解・執筆:最新の医学研究へのアクセス
- 海外での臨床・研究:OET・NCLEX等の資格試験対策
- 国際学会での発表・議論:プレゼンテーション、質疑応答
- 医療通訳・国際医療支援:JICAや海外クリニックでの活動
医療英語の効率的な覚え方:接頭辞・接尾辞を理解する

医療用語は一見難しく見えますが、実は接頭辞(prefix)と接尾辞(suffix)の組み合わせで構成されています。この構造を理解すれば、大量の用語を効率的に覚えることができます。
よく使う接頭辞
- hyper-(高い・過剰):hypertension(高血圧)、hyperthermia(高体温)
- hypo-(低い・不足):hypotension(低血圧)、hypothermia(低体温)
- tachy-(速い):tachycardia(頻脈)
- brady-(遅い):bradycardia(徐脈)
- dys-(困難・異常):dyspnea(呼吸困難)、dysphagia(嚥下障害)
よく使う接尾辞
- -itis(炎症):appendicitis(虫垂炎)、hepatitis(肝炎)
- -ectomy(切除):appendectomy(虫垂切除)、cholecystectomy(胆嚢摘出)
- -ology(学問):cardiology(心臓学)、neurology(神経学)
- -osis(状態・疾患):stenosis(狭窄)、thrombosis(血栓症)
例えば“gastroenteritis”は、gastro(胃)+ enter(腸)+ itis(炎症)= 胃腸炎。このように分解して覚えると、初めて見る単語でも意味を推測できるようになります。
医療英語勉強法 ステップ1:英語を話すことに慣れる

医療現場で英語を使えるようになるには、まず英語を話すことへの心理的ハードルを下げることが大切です。
フレーズパターンを準備して話す
いきなり自由に会話するのは難しいもの。まずはよく使うフレーズをパターン化して準備しておくのが効果的です。
例えば、バイタルサイン測定のフレーズ:
- “I’m going to take your blood pressure.”(血圧を測ります)
- “I’m going to take your pulse rate.”(脈拍を測ります)
- “I’m going to take your body temperature.”(体温を測ります)
このように基本の型を覚えて、単語を入れ替えるだけで応用が利きます。
「どうされましたか?」を英語で言えますか?
患者さんに最初にかける言葉として、以下のフレーズは必須です。
- “What brings you here today?”(今日はどうされましたか?)
- “How can I help you?”(どのようなご用件ですか?)
こうした基本フレーズを口に出して練習し、「英語が通じた!」という成功体験を積むことが、学習継続の原動力になります。
医療英語勉強法 ステップ2:医療英語を覚える

職種別テキストで学ぶ重要性
医療英語は職種によって使う表現が大きく異なります。看護師が使う英語と薬剤師が使う英語、医師が使う英語はそれぞれ違います。
一般的な医学英語単語帳は市販されていますが、実際の医療現場を想定した職種別の学習が最も効率的です。
HLCAでは、看護師・医師・薬剤師・助産師・理学療法士など、20種類以上の職種別オリジナルカリキュラムを用意しています。例えば:
- 看護師:入退院対応・採血・点滴・患者教育
- 医師:トリアージ・ACLS・医療文書・インフォームドコンセント
- 薬剤師:服薬指導・薬物相互作用・アレルギー確認
- 助産師:妊婦ケア・分娩経過・授乳指導
視覚と合わせて覚える
解剖図と合わせて各部位の英語名を覚えるなど、視覚的な学習は定着率を大きく高めます。HLCAでは全身や臓器のイラストに英語を書き込むスタイルのテキストを提供しています。
医療英語勉強法 ステップ3:実践の場で使う

テキストで学んだ知識を、実際の場面で使ってみることが習得への近道です。
ロールプレイで実践練習
HLCAでは、医療専門職で臨床経験のある講師とのロールプレイングを授業に取り入れています。問診・バイタルサイン測定・ルート確保など、病院さながらの実習ができます。
「まだ早い」と思わず現場で試す
「もう少し勉強してから…」と感じることもあるかもしれません。しかし、現場で自分の力を試して、足りないところに気づくことが上達の鍵です。
実際に使ってみることで「これは英語でなんて言うんだろう?」という気づきが生まれ、次の学習につながります。
忙しい医療者でも継続できる学習法【受講生の実例】

「忙しくて勉強する時間がない」は、医療従事者にとって最大の壁です。しかし、実際にHLCAで学んだ受講生たちは、それぞれの工夫で学習を継続しています。
1. 先にレッスンを予約してしまう
医師Yさん(ICU/ECMO専門)の方法です。
「時間が空いたらやるのではなく、先にレッスンを予定に入れてしまう。レッスンを起点に一日の予定を組む」
Yさんはこの方法でOETオールBを取得し、現在はオーストラリアの研究施設で活躍しています。Yさんの体験談はこちら
2. 夜勤の隙間時間を活用する
看護師・山野さん(ICU勤務)の方法です。
「夜勤の空いた時間(2時間前後)で学習。今しかないと逆に集中できた」
山野さんはIELTSライティング5.5→6.5にスコアアップし、現在はアメリカで看護師として勤務しています。山野さんの体験談はこちら
3. スキマ時間をかき集める
助産師・戸田さんの方法です。
「お風呂上がりのドライヤー中や駅まで歩く時間に英語に触れていた」
戸田さんは3ヶ月でCasec160点アップを達成しました。戸田さんの体験談はこちら
医療英語の勉強で よくある質問

Q. 英語力ゼロからでも始められますか?
はい。HLCA受講生の保健師・吉田さんはTOEIC420点からスタートし、最終的にTOEIC810点に到達。現在はフィリピンのジャパニーズヘルプデスクで医療通訳として活躍しています。
Q. 仕事が忙しくても続けられますか?
月6〜8回当直がある産婦人科医の藤田さんも継続しています。上記の「5つの学習法」のように、完璧な学習時間を確保しようとせず、スキマ時間を活用するのがコツです。
Q. どのくらいで効果を実感できますか?
受講生の実績から、3ヶ月で基本的なフレーズが口から出るようになる方が多いです。Casecスコアでは3〜5ヶ月で平均45.5点アップという結果が出ています。
Q. 一般英会話スクールとの違いは?
一般英会話スクールでは「blood pressure」「respiratory rate」といった医療用語は学べません。HLCAの講師は全員医療のバックグラウンドを持ち、臨床経験に基づいたロールプレイングで実践力が身につきます。
医療英語勉強法のまとめ

医療英語の習得は、以下の3ステップが王道です。
- 話すことに慣れる:フレーズパターンを準備して、まず口に出す
- 医療英語を覚える:接頭辞・接尾辞で効率的に、職種別テキストで実践的に
- 実践の場で使う:ロールプレイ→現場で試す→足りない部分を学ぶ
忙しい医療現場で働きながらでも、自分に合った学習スタイルを見つけることで継続は可能です。実際にHLCAで学んだ受講生たちが、それを証明しています。
まずは無料カウンセリングで、あなたの目標に合った学習プランを一緒に考えてみませんか?





