マガンダン・ハポン、SUGI(@wish_yama)です。
昨日、2ヶ月にわたるセブ島語学学校HLCAでの留学が終わりました。
振り返ってみると語学勉強だけでないたくさんの経験をさせてもらったなと思っています。
最終回となる今回の記事では、これまでの出来事の総括と今後の動きについてお話しさせてください。
▼バックナンバーは以下よりお読みください。 第1回( http://www.hlca-english.com/5301 )「自己紹介」 第2回( http://www.hlca-english.com/5317 )「1日のスケジュール」 第3回( http://www.hlca-english.com/5352 )「授業風景(General English)」 第4回( http://www.hlca-english.com/5357 )「持ち物チェックリスト」 第5回( http://www.hlca-english.com/5377 )「宿泊先ホテルの設備」 第6回( http://www.hlca-english.com/5423 )「同期生の卒業式」 第7回( http://www.hlca-english.com/5434 )「週末の過ごし方」 第8回( http://www.hlca-english.com/5484 )「ジャパニーズ・ヘルプ・デスク」 第9回( http://www.hlca-english.com/5504 )「英語でのプレゼン」 第10回( http://www.hlca-english.com/5510 )「スラム街でのボランティア」 第11回( http://www.hlca-english.com/5549 )「授業風景(Medical English)」 第12回( http://www.hlca-english.com/5607 ) 第13回( http://www.hlca-english.com/5659 )「散髪について」 第14回( http://www.hlca-english.com/5681 )「TOEIC試験」 第15回( http://www.hlca-english.com/5697 )「TOEIC試験の好評」 第16回( http://www.hlca-english.com/5736 )「リアの寺院までの行き方」 第17回( http://www.hlca-english.com/5748 )「モルボアルのホワイトビーチ」 第18回( http://www.hlca-english.com/5790 )「HLCAドミトリー」 第19回( http://www.hlca-english.com/5809 )「医療英語コースを終えて」 第20回( http://www.hlca-english.com/5814 )「病院実習開始」 第21回( http://www.hlca-english.com/5821 )「病院実習終了」
【HLCAで医療英語を学びませんか?】 医療専門の英語学校・看護留学のHLCAは、医療英語を学ぶことができたり、 海外ボランティアを通じ海外医療について学ぶことができる語学学校です。
「医療英語を最短で習得したい」 「海外医療現場の経験を積みたい」 という方は以下からお問い合わせください!
医療留学のプロによる無料のカウンセリングも受け付けております。
手荷物を総武線に忘れて大忙し
地元の北海道からセブ島へ向かう途中に東京を経由し、途中の総武線列車内に手荷物を置き忘れました。手荷物の中身は、教科書と充電器類。HLCAでは語学の勉強と並行してブログ記事を書く予定でしたから、電子機器類を使うとなれば一大事です。
急いで忘れ物保管センターに連絡し、無事、翌日には手荷物が見つかりました。ひとまず荷物を北海道に送ってもらうように続きをします。しかし、北海道からセブ島に荷物を寄せ付けとなるとまた配送料がかかるし、途中で荷物紛失の危険性もぬぐえません。神に祈るような気持ちで最初の週を過ぎていました。
約2週間後に日本からHLCAへと荷物が到着しました。北海道から郵送した場合、多分、これが最速ではないでしょうか。正確な料金は覚えていませんが、確か8000円だった……なんにせよ、無事に充電一式が届いてよかった!しょっぱなからこんな事件を起こし、トラブルメーカーの一面が垣間見ますね。
優秀なHLCA講師陣
国外の語学スクールに通るのは初めてなのですが、HLCAの講師陣は本当に優秀な方々でした。はじめの目標は「基本的な文法や単語力、医療英語を身につけたい」と考えていましたが、担当講師たちの丁寧な指導により、目標達成はもちろんのこと、英語を使って働いてみたい!と思うようになりました。
なぜここまで絶賛するということと、わたしの語学学習プロセスに、フレキシブルに対応してくれているからです。語学を習得する速度は人によっても少し違います、性差も大きいです。これは、女性は言葉に感情を乗せるのが上手だからだと思っています。言葉に感情が乗ればそれだけ、語彙力やコミュニケーション能力が向上しています。
わたしの学習プロセスは「シチュエーションを想像→フレーズを音で聴く→復唱する→書き物から復唱する→最初のシュチュレーションを繰り返す」です。
HLCAの講師陣はこの学習プロセスを早い段階でキャッチし、そのプロセスに即した方法で指導してくれました。はじめは混乱していた文法も徐々に修正され、英語脳への書き換えられました。
セブ島に住む漂流民との交流
その中でももっと印象的なものが、セブ島に住む漂流民 “バジャウ族”と、そのコミュニティで暮らす “松田大夢くん(@chilichilihot)”。 日本のNPO法人のスタッフとしてバジャウ族コミュニティと関わっていた彼は、そこで出会った女性に恋をして結婚しました。セブ島にすみ、現在はバジャウ族の特技である「海上生活」を、活かした就労支援をしています。
俺に嫁ができたとしても、今までの俺のスタイル、生き方が変わることはありません。 日本によってよくなる嫁の尻尾になるような男になることも絶対にありません。 俺は今までの俺と変わりずに好きなことやって面白い事やってMy LifeをFucking楽しんでくださいよ。 我儘に自分勝手に生きるそんな私を、きっと嫁がうまくサポートしてくれてるはずです。 結婚するからセブ島に一生留まってるつもりもありません。 俺は地球人ですから。
引用:松田大夢のクソバカ地球滞在より。
アプローチの仕方が違うだけで、どちらも生活に困っている人を助けたい気持ちでいるはずです。そうでなければここまでの行動を起こすということは絶対にできません。
▼松田大夢くんのブログはこちらです。 http://hiromumatsuda.hatenablog.com/entry/2016/12/12/203152
一緒に学ぶ友人たちとの出会い
HLCAに留学する人の多くは医療系有資格者、またはそれらの道を志す人が多いです。青年海外協力隊員を目指すため、2ヶ月の滞在でしたが、たくさんの仲間に恵まれました。体調を崩した時に適切な指示をくれる薬剤師、英語がペラペラな子供たち、そのほかにも本当にたくさんの出逢いがありました。彼ら・彼女らは、日本の偏りがちな価値観に縛られず生きています。多くの場面で助けられたり、価値観を共有しあったりしました。そしてトリッキーなわたしの動きを上手にコントロールしてくれていました。(笑)
また不思議なことに、協力隊員として訓練していた頃の友人・ウズベキスタンに住んでいた頃の友人たちとも再会できました。セブ島には人が集まる魅力があるのかまれません。
送り出し、そして送り出しされる。必ず世界のどこかで会える、そんな気がします。
1週間の大学病院実習
最終週にはセブ島大学病院のリハビリテーション部で臨床実習をさせてもらいました。一般にまだまだ途上国と言われるフィリピンですが、ここで働く人材は、明らかに日本のそれを超えていたように思います。たった1週間の実習でしたが、日本の医療との違い・ウズベキスタンの医療との違い、色々なものを比較しながら過ごせたので、とても刺激的な1週間でした。
実習が終わる頃には「君が実習に来てくれて本当によかった。是非また来て欲しい」と言ってもらえました。こんなに楽しい時間を過ごせたのも、フィリピン人の優しさのおかげです。もし可能なら、本当にここで働いてみたいなぁ。
この後のわたしの動き
今後の動きについてお話しさせてください。
本来であれば来月よりモスクワへ、ロシア語短期留学する予定だったのですが、どうやら雲行きが怪しくなって来ました。なので少し方向転換をしなければなりません。
まずひとつ視野に入れているのは、リハビリテーションの国際分野で活動することです。世界でも類を見ないほど高齢者率の高い日本で行われていることは、絶対に世界で必要とされているはずです。苦手意識のあった英語・英会話の壁が取り払われたいま、もう自分の動きを妨げるものはありません。行けるところまでまずは行ってみたいと思います。
もうひとつは、外国人向けの日本語教育に関わることです。いくつかの、いわれる途上国と呼ばれる国での生活を経験し、異文化のコミュニケーションが楽しくなってきました。そしてできれば日本に住んで欲しい。そのことがゆくゆくは、日本の偏りがちな風習に変化を起こす、そう確信しています。そうですね、今度は日本のことを深く知ってもらいたい。
できることが増していくと、同時にやりたいことが増していくのですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これでわたくしSUGIの留学日記は終了となります。
最後まで応援していただきありがとうございました!