【2024年度版】英語が話せなくてもOK!海外ボランティア一覧&使える英語

nico〔ニコ〕
公開日:2020.10.19
更新日:2024.04.01

【更新:2024年4月1日】

「海外ボランティアには興味があるけど、英語が話せなくて不安」

「海外ボランティアを通して、英語を習得したい」

そんな思いを抱いていませんか?

本記事では、英語力不問の海外ボランティアや、英語学習ができる海外ボランティアをご紹介します。

昨今では、新型コロナウイルス流行のため「オンラインボランティア」も増えてきています。 最新のオンラインボランティア情報もご紹介しますので、海外ボランティアに興味がある方はぜひ参考にされてください。

英語が話せなくても海外ボランティアには行ける!

海外ボランティアには、「英語を話せなければいけない」というイメージが強いかもしれません。

ですが、実は英語が話せなくても海外ボランティアには参加できます。

理由は、以下の3つです。

  1. 日本のNGO団体主催の場合、日本語サポート体制が整っている
  2. 参加者が日本人だらけだと、日本語で交流できる
  3. 遊びや力仕事を通したボランティアなら、ボディランゲージでも十分

日本のNGO団体主催のボランティアなら、日本語が話せるアシスタントがいたり、参加者も日本人が多いため、言葉にはあまり困りません。

また、体を使ったボランティアなら、ボディランゲージだけでも意思は伝わります。

英語が話せなくても、海外でボランティア活動を行うことは十分可能なのです。

コロナ禍のオンライン海外ボランティアの特徴

2020年の新型コロナウイルス流行により一時期は「海外ボランティア」が難しい状況となっていました。

そこで登場したのが「オンラインボランティア」です。

オンラインボランティアには、今までの海外ボランティアにはない魅力もあります。

自宅から参加できる

オンラインボランティアの1番の魅力は、自宅のパソコンやスマホから参加できること。

現地の人との交流を重視しているものも多く、実際に会話をしながら現地の生活について理解を深めることもできます。

オンラインということで、現地に渡航する時間と費用を節約できるのも魅力的です。

”対面で会う楽しみ”が倍増する

「オンラインボランティアは、企画終了と同時に全て終わり」ではありません。

今後コロナが収束した後、近い将来は現地に渡航できるようになるかもしれません。

「オンラインボランティアで知り合った方と、いつか現地で会うことができたら…」

そんな数年後の再開をイメージすると、「自宅から参加するオンラインボランティア」も、スケールの大きいものに見えてくるでしょう。

最新のITテクノロジーに触れられる

ボランティア団体の方は、最新のITテクノロジーを駆使して「どうやったら参加者にリアルな現状を体感してもらえるか」試行錯誤しています。

Zoomはもちろん、最新のVR機器を使いながら現地の様子を360度見渡せるという企画もあります。

そういった新しいITツールに触れることは、ボランティア以外でも学ぶ部分が多いはずです。

2024年時点で参加できる、オンライン海外ボランティア

海外渡航制限により多くのボランティアの実施が難しい中、オンラインで参加できるものを紹介します。

1.【高校生・大学生・社会人】オンラインSDGs海外ボランティア研修【カンボジア】

(引用:activoより)

「オンラインSDGs海外ボランティア研修【カンボジア】」は、カンボジア人の日本語学習をオンラインでサポートするボランティアです。

オンラインで日本語ゲームなどを実施し、カンボジア人が日本語ネイティブと触れ合う貴重な場を提供します。

日本にいながらLINEを使って海外ボランティアに携われるのは、貴重な機会ですね。

開催団体「ぼらぽら」が力を入れている「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)研修」も受講可能です。

詳細はこちらからご覧ください。

2. 【1カ月1000円から】ルワンダの女性と子どもと繋がるオンライン国際協力!

(引用:activoより)

「ルワンダの女性と子どもと繋がるオンライン国際協力!」は、参加費1000~3000円/月のオンラインコミュニティに参加することで、ルワンダの方々の生活を支援できるプログラムです。

コロナウイルスの影響で現地ビジネスが継続できなくなった運営団体「KISEKI」が、現地スタッフの雇用継続のために作ったのが本オンラインプログラムです。

コミュニティでは、英語やルワンダ語で、ルワンダの方々の文化や生活などについて話を聞くことができます。

1000円の参加費は、ルワンダで小学校の学費3ヶ月分の価値に。

低料金でルワンダの方々と英語で交流しながら、ルワンダの方々を助けることができるプログラムです。

詳細はこちらからご覧ください。

英語が話せない人向けの海外ボランティア

こちらでは、英語が話せない方でも参加しやすい海外ボランティアをご紹介します。

「できるだけ日本語で活動したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

※各ボランティアの最新状況については、公式サイトをご確認ください。

1. 【人気ボランティア】カンボジアで子ども達と学校建設する旅ぼら!

(引用:activoより)

【次回開催は2024年7月〜9月です】

「カンボジアで子ども達と学校建設する旅ぼら!」は、カンボジアの教育格差をなくすため、カンボジアで学校を建設するボランティアです。

レンガを重ねたり、セメントやペンキを塗ったりする力仕事を、現地の子ども達と一緒に楽しく行います。

運動会などを通して子ども達と交流できるのも魅力です。

参加者は日本人ばかりなので、作業中の言語についてはほぼ心配いりません。

アンコールワット観光などもあり、様々なイベントを通して友人や仲間を増やせます。

詳細はこちらからご覧ください。

英語を勉強したい人向けの海外ボランティア

こちらでは、ボランティアをしながら英語学習もできる海外ボランティアをご紹介します。

「海外ボランティアを通して英語力も伸ばしたい」という方は、ぜひ参考にされてください。

1. 【貧困家庭から大学へ】留学×途上国キャリア支援プログラム

(引用:activoより)

【コロナ禍の対応については、特に記載がありません】

「【貧困家庭から大学へ】留学×途上国キャリア支援プログラム」は、英語を学習した後、実際に英語で現地の若者のキャリア支援ができるプログラムです。

フィリピンには、お金の問題で教育費が払えず、夢を諦めてしまう方がたくさんいます。

運営団体「PALETTE」は、彼らが奨学金を獲得するためのスピーチコンテスト「Youth Career Award」を運営しており、英語学習後はコンテストの運営をサポートします。

コンテスト運営には英語が必須なため、1日6時間のマンツーマンが英語学習が最低2週間必要です。

仕事で使える英語力を確実に身に着けることができます。

詳細はこちらからご覧ください。

2. 【楽しく英語力UP+海外業務体験】航空券付き!オーストラリア 幼稚園ボランティア

(引用:activoより)

【2023年6月まで募集していたようです。】

「航空券付き!オーストラリア 幼稚園ボランティア」は、オーストラリアの幼稚園でアシスタントとして働くボランティアです。

日本の文化を伝えたり、オーストラリアの文化を知ったりしながら園児の教育をサポートできます。

ホストファミリーは日本人の受け入れに慣れているフレンドリーな家庭。

幼稚園の先生方も日本人ボランティアの受け入れに慣れているので、分かりやすい英語でコミュニケーションを取ってくれます。

英語力をさらに高めたい方は、ボランティア終了後の夕方から英語レッスンが受講可能です。

詳細はこちらからご覧ください。

海外ボランティア前の英語トレーニング

海外ボランティアには、英語が話せなくても参加できます。

ですが、現地の活動や生活をよりスムーズにするには、英語を話せた方が便利なのも事実です。

こちらでは海外ボランティアに向けた英語トレーニング方法をご紹介します。

1. 海外ボランティアで使う英語フレーズを覚える

海外ボランティアでは、「英語がペラペラ」である必要はありません。

仕事や仲間との交流に必要な英語フレーズさえ覚えれば、充実したボランティア生活を送れます。

こちらでは、海外ボランティアで使える英語フレーズをご紹介します。

挨拶

Good morning!

(おはよう!)

Good afternoon!

(こんにちは!)

Good evening!

(こんばんは!)

How are you?

(調子はどう?)

I’m fine / good / great.

(まぁまぁだよ / 良いよ / すごく良いよ)

How about you?

(あなたはどう?)

挨拶は「Hello.」だけでも構いません。

英語の挨拶は「How are you?」とセットのようになっているので、ぜひ挨拶の際は使ってみてください。

スモールトーク

■睡眠

How was your sleep?

(昨日はよく寝れた?)

It was good. My bed is so comfortable. How about you?

(よく寝れたよ。ベッドがすごい寝心地良いんだ。あなたは?)

Not really. There were bugs on the floor, so I couldn’t relax.

(あんまり。床に虫がいてリラックスできなかったんだ)

■天気

It’s beautiful day!

(すごい天気いいね!)

Yes it is! And it’s so hot.

(本当だね!そしてすごい暑いね)

Yes. Did you bring your water?

(うん。お水持ってきた?)

Of course. We should be careful not to be dehydration.

(もちろん。脱水にならないように気を付けないとね)

■食事

Did you eat lunch?

(お昼食べた?)

Yes! It was delicious. Did you?

(うん!おいしかったよ。君は?)

I did! I like that chicken food. I don’t know the name, though.

(食べたよ!あのチキン料理好きだな。名前が分かんないんだけど。)

日本語で「世間話」を指すスモールトークは、少しレベルが高い英会話かもしれません。

テーマを予め把握して英語を準備しておくと、落ち着いて話ができます。

リーダーなどに仕事を聞く

May I help you?

(お手伝いしましょうか?)

I’ve finished my work. Is there anything that I can help?

(仕事が終わりました。何かお手伝いできることはありますか?)

What should I do?

(私は何をしたら良いですか?)

Is it ok to help that team?

(あのチームを手伝っても良いですか?)

海外ボランティアでは具体的な指示がされないことも多いので、積極的に仕事を取りに行くようにしましょう。

お願いをする

Could I take a rest?

(ひと休みしても良いですか?)

Could you help me?

(手伝ってくれませんか?)

Could I go to the restroom?

(トイレに行ってきても良いですか?)

要望や質問を言えないのは非常にストレスが溜まるので、英語で言えるよう予め準備しておきましょう。

2. 発音を練習する

せっかく海外ボランティアで使える英語を覚えても、発音が悪いと伝わりません

特に日本人にとって、英語には日本語にない音がたくさんあるので、発音は難しいものです。

覚えた英語がしっかり伝わるよう、英語の発音を磨く必要があります。

まず、単語を覚える際は必ず発音記号を確認して、発音記号を正確に発音できるようになりましょう。

(引用:西芽亜莉.MaryNishi.より)

また、英語のリズムやイントネーションも日本語とは全く異なります。

流れてくる英語を追いかけるように口に出す「シャドーイング」をして、英語独特のリズムとイントネーションを習得しましょう。

(引用:mochantv英会話より)

3. 英語レッスンでネイティブとの会話に慣れておく

日本人にとって、「英語を話す」ということ自体、非日常的です。

英語に対する心理的ハードルが高いため、いきなり英語を話そうとしても緊張で話せなくなってしまいます。

せっかく勉強した英語が話せないのはもったいないので、必ず英語レッスンなどでネイティブとの会話に慣れておきましょう。

最初はなかなか言葉が出て来なくても、慣れてくると、話したい英語がスラスラ出てくるようになります。

勉強で英語をインプットし、実際に使ってアウトプットするということを意識しましょう。

医療ボランティアで使える英語はHLCAで学ぼう!

(引用:HLCAより)

海外ボランティアの中には、医療施設障がい者施設で働くプログラムもあります。

医療英語を学んでおけば、リーダーの指示やミーティング内容がより深く理解できるでしょう。

「HLCA」では、医療英語に特化したオンライン英会話レッスンを開講しています。

授業体形は、1回50分、担任制の「オンライン英会話」です。

自分のゴールに合わせて医療英語を習得したい方は、ぜひお問い合わせください。

詳しくはこちらからご覧ください。

英語が話せなくても海外ボランティアに挑戦しよう!

海外ボランティアは、英語が話せなくても参加可能です。

ボランティアを通して英語学習ができるプログラムもあります。

英語が話せないからといって諦めず、自分に合った海外ボランティアを見つけましょう。

海外の医療ボランティアに参加したい方には、「HLCA」の医療英語オンラインスクールがおすすめです。

ぜひLINEからお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人
nico〔ニコ〕

大学卒業後、病院で3年間看護師として勤務し現在はベトナムに移住。医療従事者としての経験、海外居住の経験から日本人医療従事者も英語を学ぶべきと痛感。そのような経験からHLCA BLOGにて医療英語の必要性や海外の医療現場の情報を発信しています。