HLCAでインターンとして働いているサオリです!
今回は、看護師として働いていた私のセブ島短期語学留学の体験談をお伝えします。
- セブ島留学:2か月
- カナダでのワーホリ:11か月
- インドでのボランティア
- HLCA医療英語のレッスンの受講:1年
私は専門学校を卒業し、日本で10年程看護師として働いていました。
学生時代に留学をしたわけでもなく、学校以外で英語を習ったこともありませんでしたが、病院に就職したときには既に「将来絶対に海外ボランティアに行く!」という強い意思を持っていました。
その目標実現の1歩としてセブ島留学を選んだのです。
英語をほとんど話せなかった私ですが、セブ島留学をしたことで、その後のワーホリ、海外ボランティアを充実したものにできました。
セブ島留学には多くのメリットがあるので、私が感じたメリットを体験談とともにお伝えします。
「セブ留学って実際どうなの?」「治安は大丈夫?」「フィリピン人講師って?」「英語学習の成果は?」と思っている方はぜひ参考にしてください。
この記事のもくじ
看護師のセブ島短期語学留学のメリット1:英語学習に専念できる
英語初心者の私は、海外ボランティアに参加する目的で英語学習を始めることを決めました。
当初は、ワーキングホリデービザでカナダへ行き、カナダの語学学校で勉強しながらお金を貯め、その後ボランティアに行くという計画でした。
しかし、英語圏の語学学校について調べている時にフィリピン留学の広告を見つけたのをきっかけに「まずは英語力を伸ばすためにフィリピン留学に行こう!」と決意しました。
フィリピン留学の中でもセブ島留学を選んだ理由は、授業内容、衣食住、出費などたくさんあります。
その中でも私が1番「これだ!」と思った理由は、1日中英語に集中できる環境が整っていることでした。
なぜこの環境を重視したのかというと、病院に勤務していたときは英語学習の時間が取れなかったため、ワーホリ前に集中して英語力を伸ばしたかったからです。
私が就職した病院は都会の三次救急で、日々の業務だけでも目まぐるしい忙しさでしたが、臨床に必要な学習や課題もたくさんあり「このままじゃワーホリに行く準備ができないな。」と思っていました。
英語学習の準備ができないまま、仕事を辞めてすぐにカナダへ行くのは不安でした。
セブ島留学はほとんどの授業がマンツーマンで、毎日たくさんの授業があり、1日中英語漬けになれます。
そのため、カナダへ行く前に英語学習に専念するため、セブ島留学をすることを選びました。
結局私はフィリピンに渡航する2日前まで病院で働いていて、日本で学習する時間はほとんどつくれませんでした。
渡航前に日本で準備ができなかった私にとって、いきなり英語圏に行くのではなく、がっつり学習環境に追い込めるセブ島留学はピッタリでした。
看護師のセブ島短期語学留学のメリット2:先生がすてき
私の選んだ学校では、平日毎日8時〜17時まで、マンツーマンレッスンとグループレッスンを組み合わせたカリキュラムで授業を受けました。
私の場合、最初先生の言ってることが全然わからず、辞書も使わせてくれなかったので、授業についていくのに苦労しました。
私はいつも「わからない!」とばかり言っていましたが、それでも先生は一生懸命に教えてくれました。
あまりにも一生懸命教えてくれるので、私も「頑張らなきゃ。」という思いにさせられたのを覚えています。
月曜日はいろんな先生が「週末は何して過ごしたの?」「フィリピン料理のこれ、今度食べてみなよ。」など勉強以外の時間の過ごし方についても話してくれました。
フィリピン人は話し好きな人が多く、つたない英語でも一生懸命聞いてくれます。
1日の授業が終わったあとは毎晩宿題をして、予習をして、復習をして…だんだんと英語での授業にも慣れていきました。
毎日顔を合わせる先生なので、お互いのことを知るようになり、コミュニケーション力の高いフィリピン人講師とはみんな仲良くなります。
私がセブ島留学を終え帰国するときには、担当してくれた先生がサプライズで寮までお見送りに来てくれました。
寮の扉を開けると敷地の外で先生が待っていてくれたのです。
本当にうれしかったです。
私はセブ留学で、勉強以外やることがない環境に身を置いたから、過酷な学習生活を実施できたとは思っていません。
それプラス、フィリピン人講師がいてくれたから、より質の高いことを楽しく学べたと思っています。
フィリピン人講師は日本人の性格をよくわかってくれています。
愛情深く、明るく、心豊かなフィリピン人と、日本人の性格は相性ばっちりなのです!
看護師のセブ島短期語学留学のメリット3:安全に週末を楽しめる
セブ島はビーチがたくさんあり、自然豊かです。
週末、友達と一緒に近くのビーチに行ったり、マッサージを受けたりして、羽を伸ばして過ごすことも多かったです。
私はよくジプニーという小さいバスのような乗り物に乗ってビーチや近くのモールに出かけていました。
バスといってもみんなが日本で目にするバスではなく、窓も扉もなく、筒抜けで、バス停もないので声をかけて乗り降りするスタイルです(笑)。
「それって大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、個人タクシーのようにぼったくりはありませんし「学生」と伝えていつも半額で乗っていた記憶があります。
学割です(笑)。
ジプニーに乗るとき、高額な料金を要求されたこともないですし、降車させてくれないなど、危ない目にあったことも1度もありません。
海外生活はどこも日本ほど便利でなかったり、衛生面が心配だったり懸念点はたくさんあると思います。
日本より安全という環境は難しいですが、週末はいろいろなところに出かけ、現地を知るのも留学・海外生活の1つの楽しみではないでしょうか。
注意事項を守れば、安全にセブ島での留学生活を送れます。
平日はしっかり学習し、週末は多国籍の友達とビーチや観光地に手頃な費用でお出かけができる、これはセブ島留学の醍醐味です!
看護師のセブ島短期語学留学のメリット4:ワーホリ前の準備になる
私はセブ島留学をしたのち、ワーホリでカナダへ行きました。
セブ島留学をしてよかったと思ったのは、カナダに行ってからでした。
自信になる
セブ島留学では、もちろん文法やボキャブラリー、リスニング、スピーキングなど、いろいろなカテゴリーの授業を受けてきましたが、私がセブ島留学で1番習得できたのは自信だったと思います。
日本人の中には、英語がしゃべれなくても、明るい性格で、ムードメイカーのように誰とでも仲良くなる方もいます。
しかし私は全く逆で、シャイで、セブ島留学当初は英語を話せないせいで、さらに発言が少なくなっていました。
それでも毎日マンツーマンで授業を受け、フィリピンの先生にたくさん励まされ、勇気をもらっていくなかで「こんな私でも、英語が全然話せなくても発言していいんだ!」という気持ちにさせられました。
カナダの学校に入学した初日、他の国から来ているクラスメイトに急に声をかけられ、会ったばかりのメキシコ人2人とランチをしている自分がいました。
セブ島留学をしていたからこそ、英語でのコミュニケーションに対するハードルが下がっていたのです。
セブ島留学なしでは、最初から他国のクラスメイトといきなり会話はできなかったでしょう。
また、カナダでの授業はグループレッスンしかありませんでしたが、他のクラスメイトの前での発表も、先生とのコミュニケーションも「恥ずかしい」などという気持ちはなくなっていました。
仕事を探しやすくなる
カナダではワーホリに来ている日本人にたくさん会いました。
その中でもフィリピン留学経験者と、そうでない人がいます。
ですが、コミュニケーション力の差は目に見えるくらいありました。
「この人英語話せるな。」と思う人は、フィリピン留学をしてからワーホリに来ているパターンがほとんどでした。
カナダで仕事を探すときも「セブ島留学をしてました。」と言うだけで「それなら大丈夫だね〜。」と言われることが多かったです。
セブ島留学の経験のおかげで、英語のインタビューを乗り越えることができ、ローカルのレストランにスムーズに採用が決まりました。
現地の人の中にも、セブ島留学の効果を知っている人が多いと感じました。
看護師のセブ島短期語学留学のメリット5:つながり続ける友達ができる
セブ島の語学学校では、マンツーマンの授業だけではなくグループレッスンもあり、その時には他の国の学生とも関わります。
仲良くなった韓国人のうち何人か、セブ島留学後にカナダに行くという人もいて、その友達とはカナダでもよく会っていました。
セブ島留学中は、みんなと四六時中同じ環境で生活をしました。
衣食住、勉強を共にした環境が、時がたっても場所が変わってもつながり続ける関係を築くことになったのだと思います。
単純に、初めてカナダに渡航するとき「カナダに行けばまた知っている人がいる」というだけで安心感がありました。
看護師のセブ島短期語学留学のメリットのまとめ
人生の計画の中に留学する予定がすでにある方、留学やワーホリ前に勉強する時間がない、英語学習を何からしたらいいのかわからない、留学前に英語力を伸ばしたいという方は、留学やワーホリ前に日本で勉強できなくても、セブ島留学を英語学習の準備に使うという選択があります。
また、節約重視でワーホリ中は座学よりもしっかりお金を稼ぎたいという人であれば、現地で語学学校に行かず、その代わりに前もってセブ島留学をするというプランを強くおすすめします。
セブ島留学後なら、ワーホリ先で仕事を見つけやすくなり、就職先の可能性も広がります。
今、カナダやオーストラリアは物価が上がっており、かつ円安の影響から、ワーホリ前にセブ島留学を選択する人は多くなっています。
1か国にこだわらず、自身の経験や時間を多様な選択肢の中からチョイスしてみませんか?