看護師あるある30選!共感できるナースの日常

saori
公開日:2025.05.26
更新日:2025.05.26

看護師という仕事は、命と向き合うプロフェッショナル。

白衣を着て、冷静沈着に見えるナースたちも、実は毎日戦いの日々を過ごしています。

本記事では、そんな看護師たちが「これ分かる〜!」とつい共感してしまう看護師あるあるを30個ご紹介します。

現役看護師の方はもちろん、看護学生や看護師を目指している方、看護師のリアルな日常に興味がある方にもおすすめです。

この記事のもくじ

看護師あるある:日常業務編

まずは日常業務編です。

点滴ルートが見つからない日=地獄の始まり

「えっ、どこ行った?」と心の中で何度つぶやいたか分からない、点滴ルート探し。
高齢の患者さんや血管が細い方だと、どこを探しても「逃げる・見えない・入らない」の三重苦。
朝イチで失敗すると、その日一日のテンションがガタ落ちするのは“あるある”です。

ナースコールが鳴り止まない

記録を書こうとした瞬間、「ピンポーン♪」と鳴るナースコール。
対応して戻るとまた鳴り、気づけば3つの部屋を同時進行なんて日もあります。
「今、私、3人の分身がほしい…」と切に願う場面も。
優先順位と効率的な動きが求められる、まさにプロの技が問われる瞬間です。

トイレと食事のタイミングが分からない

気づいたら昼ごはんが15時、トイレは「最後に行ったのいつ?」というレベルになることも。
患者さんのケアが優先されるため、自分のことはつい後回しになりがちです。
それでも笑顔で頑張れるのは、看護師という仕事に誇りを持っているからかもしれません。

バイタル測るつもりが話し込まれる

血圧計を巻こうとしただけなのに、そこから長話が始まることはよくあります。
「そういえばね…」と昔話や家族のことなど、患者さんの言葉に耳を傾けているとあっという間に時間が…。
「癒しの時間」と「業務の追われ感」の板挟みで、心がちょっと揺れるあるあるです。

転倒注意でずっと後ろから見守る

「大丈夫です、一人で行けます」と言いながらフラつく高齢者。
本当に心配で、物陰からそっとストーカーのように見守るのはナースの習性です。
いざという時にすぐ支えられるよう、常に影のボディガードとして臨戦態勢です。

看護師あるある:夜勤編

夜勤時のあるあるについてです。

なぜか夜中の3時に急変が起きがち

「静かだな…」と思ったその時に限って、突如響くモニターアラーム。
不思議と急変は決まって深夜3時前後に起こりがちで、ナースの間では「魔の3時」とも言われています。
眠気が吹き飛び、緊張で一気に全神経が研ぎ澄まされる瞬間です。

仮眠時間=実質ゼロ

「1時間交代で仮眠取ろう」と言っていても、実際はナースコール・記録・処置などでバタバタ…。
ようやく仮眠に入ったと思ったら、「ピンポーン♪」で即終了。
結局、横になっただけで目はギンギンという夜も少なくありません。

夜勤明けハイテンション

疲れてるはずなのに、なぜか夜勤明けは変なテンションになります。
「寝ないといけないのに寝られない」「帰り道テンション高めでコンビニ寄っちゃう」など、ナースなら誰もが通る夜勤明けあるあるです。

おにぎり一つで夜を乗り切る

夜勤は忙しすぎて食事どころではないこともあります。
結局、夜中に食べるのは「おにぎり1個+お茶」だけだった…なんてことも。
そのおにぎりがまるでごちそうのように感じる夜もあります。

夜勤中の仲間意識が強くなる

少人数体制の夜勤は、お互いのサポートが命綱です。
助け合いながら乗り越える中で、自然とチームワークと絆が生まれていきます。
夜勤が終わった後の「お疲れ様」の一言には、何よりも救われる瞬間があります。

看護師あるある:患者さん編

患者さんとの関わりの中で起こるあるあるについてです。

「先生!」と呼ばれがち

白衣を着ているだけで、なぜか「先生!」と呼ばれることも多いです。
看護師と医師の違いを分かっていない患者さんやご家族に、先生と呼ばれてつい照れ笑いしてしまいます。
「違いますよ~看護師です!」と何度も訂正するのも、看護師の日常あるあるです。

同じ話を毎日してくれるおばあちゃん

「うちの孫がね~」と毎朝語り出す患者さん。
昨日と同じ話でも、毎回うれしそうに話してくれる表情が愛おしくて、つい笑顔で相槌をうってしまいます。
忙しい中でも、患者さんの心に寄り添う時間は大切にしたい瞬間です。

「痛くしないでね」の一言にプレッシャー

採血や注射の前に言われる「痛くしないでね…?」のひと言で、その瞬間プレッシャーが一気に肩にのしかかります。
それでも、笑顔で「大丈夫ですよ〜」と声をかけて、1回で決められた時の達成感はひとしおです。

名前を一生覚えてもらえない

毎日担当していても「あなた誰だっけ?」と聞かれることもあります。
他の看護師と混同されたり、呼び方を間違えられたりしても、笑顔で訂正するのがナースの優しさ。
名前を覚えてくれた時は、ちょっとうれしかったりします。

お礼の一言で救われる

忙しくて心が折れそうなとき、患者さんやご家族からの「ありがとう」「助かりました」の一言が何よりのご褒美となります。
その瞬間、「この仕事しててよかった」と心から思えます。
看護師の原動力は、やはり「人と人とのつながり」なのかもしれません。

看護師あるある:プライベート編

プライベートでのあるあるについてです。

平日休みのありがたみを噛みしめる

病院勤務のナースは、土日関係なしのシフト制。
だからこそ、平日の空いてるカフェ・映画館・美容室を満喫できるのは特権です。
「人混みがないだけで癒される〜」というのは、ナースの休日あるあるです。

スケジュールが「夜勤明け」と「公休」でいっぱい

一般的な「休み」とはちょっと違う、ナースのカレンダー。
予定表は「準夜」「明け」「公休」「早番」など、シフト用語の暗号だらけになります。
予定を立てようとしても、「その日は夜勤明けだからたぶんムリ…」と断ることも多いです。

倒れてる人見ると本能的に駆け寄る

休みであっても、緊急時には体が勝手に動くのが看護師の性。
街中で誰かが具合悪そうにしていると、「大丈夫ですか?」と自然に声をかけてしまいます。
まさに、プライベートでも職業モードが抜けない瞬間です。

家族や友達の「ちょっと聞いて〜体調が…」が始まる

友達や家族と会うと、なぜか自然と「プチ健康相談タイム」に突入。
「最近、血圧高いんだけど…」「病院行った方がいいかな?」と質問攻めになることも。
身近なナースとして信頼されている証だけど、少しは休ませて~!と思うこともあります。

シフトの見間違いでヒヤッとする

「今日って休みだったよね…?」「あれ、もしかして日勤だった!?」とシフトを確認し直すあの心臓のバクバク感はあるあるです。
実際に間違えて寝坊や遅刻しそうになったことがある人もきっと多いはずです。
スマホのカレンダーを何度も確認するのも、ナースあるあるです。

看護師あるある:看護師同士編

看護師同士の関わりの中で起こるあるあるについてです。

アイコンタクトで全てが通じる

忙しい現場では、言葉を交わす時間すら惜しい瞬間があります。
そんな時でも、目配せ一つで「今、あれお願い!」「了解!」が成立するのが、看護師同士のすごいところ。
長年の連携で築かれた以心伝心は、まさにプロフェッショナル同士の絆です。

引き継ぎが長くなりがち

申し送りの時間になると、どうしても「あれもこれも伝えておきたい」となり、ついつい話が長引くことに。
患者さん一人ひとりの状態や経過、ちょっとした変化まで共有したくなるのが看護師の性。
しかしそれは、安全第一の意識が高い証拠でもあります。

情報共有が神スピード

「Aさん、さっき点滴抜けたよ」「Bさんはお風呂終わってます」など、リアルタイムで飛び交う情報の嵐。
看護師のスムーズな連携には、声掛け・ホウレンソウ(報連相)が命です。

フォローし合える安心感

ミスしそうになったときにそっと助けてくれたり、記録が間に合わないときに「やっておいたよ」とフォローしてくれたりする先輩や同期は宝です。
「この人たちと働けてよかった」と思える瞬間は何度も訪れます。

仕事終わりの愚痴が止まらない

勤務後に食事やカフェで集まると、止まらないのが職場トーク
あの患者さん、あの医師、シフトの愚痴…。共感して笑い合うことで、心が軽くなります。
ナースにとって、共に働く仲間は人生の戦友です。

看護師あるある:その他編

その他の看護師あるあるです。

手洗いのプロになる

手洗い・手指消毒の徹底は、看護師としての基本中の基本。
気づけば誰よりも手洗いの正確さとスピードに自信があるようになります。
病棟を離れても「まず石けん!」と反射的に動くのは、完全にプロの習性です。

つい他人の健康状態が気になる

電車で咳き込んでいる人を見ると「呼吸音どうだろう…」、高齢の方がフラフラしていると「バイタル大丈夫?」と心配に。
職業病とも言えるナースの観察眼は、日常でもフル稼働しています。

自分の健康管理はつい後回し

人の健康を守るプロであるはずが、自分の不調は「ま、いっか」とスルーしがちです。
寝不足、腰痛、肩こり…。気づいたらボロボロになってる自分に気づいて焦る、なんてことも。
まずは自分の健康を大切にしたいものです。

ドラマの医療シーンが気になって仕方ない

医療ドラマを見ると、「それ、現実じゃ絶対無理」「器具の使い方違う!」などツッコミが止まりません。
もはやエンタメというより、検証番組として見てしまうのもナースあるあるです。

結局、看護師って最高の仕事

どんなに疲れても、つらいことがあっても、「この仕事じゃなきゃ味わえない感動がある」
患者さんの笑顔や回復に立ち会えるたびに、「やっぱり看護師でよかった」と感じる日々です。
大変だけど、かけがえのない毎日、それがナースのリアルです。

看護師あるある30選のまとめ

思わず「わかる!」と共感することや、「これって私だけじゃなかったんだ」と安心できることがたくさんあったと思います。

「忙しいけどやりがいがある」「大変だけど仲間がいるから頑張れる」——そんな看護師ライフの魅力が、少しでも伝われば幸いです。

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