世界には、災害や飢餓、感染症などに苦しむ人たちが数多くいます。
そんな人たちを医療面でサポートしているのが医療NGOです。
本記事では、医療NGOの12団体について、活動内容や支援方法、ボランティアや求人情報などをまとめてみました!
「医療NGOにはどんなものがあるんだろう?」
「医療NGOの取組みを支援したい!」
そんな人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
NGOとは?

NGOとはNon Governmental Organizationの略で、「非政府組織」という意味です。
もともとは、国連などの国際会議において、政府組織と民間組織を区別するために用いられていました。
現在では、非政府組織(民間)かつ、貧困や災害、飢餓などの地球規模の解決を目指す団体のことを指して使われています。
医療NGOの活動

医療NGOは、発展途上国や被災地域などの医療支援を目的としています。
活動内容は、医療物品の確保や、衛生環境の向上、医療知識の教育などです。
人の生命に直接関わる分野であり、医療の専門知識を持つ人が重宝されます。
医師や看護師、薬剤師、技師といった医療職の人たちが活躍できる場です。
医療NGOまとめ12選
医療NGOにはどのような団体があるのでしょうか?
本記事では医療支援活動を行っているNGOを12団体ご紹介します!
ジャパンハート

ジャパンハートは、「医療の届かないところに医療を届ける」をモットーに、国内・海外問わず、全ての人に医療を届ける活動を行っています。
ミャンマー、カンボジア、ラオスの3国を中心とした開発途上国や、日本のへき地や被災地域が主な活動拠点です。
- カンボジア 小児がん治療を中心とする「ジャパンハートこども医療センター」運営と医療活動
- ミャンマー 貧しい人々への手術活動や農村地域に住む人々への医療活動
- 日本 地域医療、災害医療、小児がんの子どもと家族の支援
- 寄付をする
- 里親になる
- ボランティアに参加するなど
ボランティア・求人募集
ジャパンハートは、「海外医療・国際協力ボランティアサイト」にて海外で活躍できるボランティアを募集中です。
事務局のスタッフも随時募集しています。
世界の医療団

世界の医療団は、「誰もが治療を受けられる未来を」を理念として、世界73か国で活動している医療NGOです。
医療支援を必要としている海外地域や国内地域へ医師、看護師などを派遣し、医療を提供しています。
- ロヒンギャ緊急医療支援
- ラオス小児医療強化プロジェクト
- ニココロ熊本プロジェクトなど、計373プロジェクト(2019年度)
- 寄付をする
- イベントに参加する
- 募金箱の設置
- ボランティアに参加する
- 寄付型自販機の設置
- 提携商品の購入など
ボランティア・求人募集
世界の医療団では、海外ボランティア、国内ボランティアを募集しています。
事務局のスタッフについては採用情報をご覧ください。
NGO日本医療開発機構

NGO日本医療開発機構は、医療を提供する者と、医療を受ける側がともに幸せになれる世界をつくることを目指す医療NGOです。
医療教育、医療提供、医療環境の3本の柱を軸に、カンボジアで医療を提供しています。
育てた医療者の数は1300人を超えています。
- カンボジアでの医療教育
- 医療提供
- 医療環境の整備
- 寄付をする
- 会員になる
- イベントへの参加
- スタディーツアーへの参加
- プロボノとして参加
- ボランティアに参加など
ボランティア・求人募集
NGO日本医療開発機構では、学生ボランティア、もしくは社会人プロボノを募集しています。
海外でのボランティアも可能です。
事務局の運営スタッフも募集しています。
シェア

シェアは、医師、看護師、学生などが中心となって結成された医療NGOです。
モットーは、健康で平和な世界を全ての人と分かち合う=シェアすること。
全ての人が健康に暮らせることを目指し、カンボジア、東ティモール、日本で医療活動を行っています。
- 健康を守る離乳食教室(カンボジア)
- 病気になる前に、予防をしたい(東ティモール)
- 医療アクセスが困難な在日外国人に医療通訳を派遣(日本)など
- 寄付・募金をする
- 募金箱を設置する
- パンフレットを配布する
- 遺産を寄付する
- スタディツアーに参加するなど
ボランティア・求人募集
シェアでは、毎週火曜日、東京事務局の仕事やイベント準備を手伝うボランティアが開催されています。
その他発送作業や、イベントの手伝いなど、日本国内で気軽にボランティアに参加可能です。
求人情報はこちらからご覧ください。
AfriMedico

AfriMedicoは、医薬品の提供を通して、アフリカの全ての人たちへ医療を届けることを目標とした医療NGOです。
アフリカの医療環境を調査した上で、医療教育を行い、配置薬システムの普及を目指しています。
- 日本発祥の「置き薬システム」の普及によるセルフメディケーションの促進
- 医療知識教育、医療環境調査
- 日本国内でのイベント・セミナー
- 寄付をする
- 会員になる
- 理事・プロボノになる
ボランティア・求人募集
AfriMedicoでは、専門スキルを持ったプロボノを募集しています。
詳細はWebページからお問い合わせください。
国境なき医師団

国境なき医師団は、独立・中立・公平な立場で医療援助活動を行うことを目的とした医療NGOです。
世界各国に38の事務局を設置しており、主にアフリカ、アジア、中東、中南米で活動しています。
約45,000人のスタッフが世界各地で働いており、日本からは2019年度は100人が海外へ派遣されています。
- 難民キャンプ内での医療提供
- 自然災害の被災地での医療提供
- 感染症予防
- 現地調査
- 手術など
- 寄付をする
- 遺産を寄付する
- 募金箱を置く
- ポイントを寄付するなど
ボランティア・求人募集
国境なき医師団では、医療職・非医療職問わず、海外派遣スタッフを通年募集しています。
ボランティアも募集中です。
AAR Japan

AAR Japanは、インドシナ難民を支援するために1979年に設立されたNGOです。
ラオス、カンボジア、ミャンマーといったインドシナ半島に加え、インドやトルコ、イタリア、ケニアなど、世界各国で支援活動を行っています。
感染症対策や障がい者支援といった医療的な活動のほか、災害時の緊急支援や地雷対策など、活動は多岐にわたります。
- 新型コロナ対策
- 衛生対策
- 障がいインクルーシブな緊急人道支援
- 九州豪雨被災者支援など
- 寄付する
- 提携商品を購入する
- 会員になる
- イベントに参加する
- 募金活動を行うなど
ボランティア・求人募集
AAR Japanは、事務作業やイベント準備をサポートするボランティアを随時募集しています。
海外事務所や国内事務所のスタッフも募集中です。
パレスチナ子どものキャンペーン

パレスチナ子どものキャンペーンは、パレスチナとその周辺地域で暮らす子ども達の成長を支援するNGOです。
教育支援や女性の自立支援などのほか、難民キャンプ内での医療支援も行っています。
- 子ども歯科
- 精神科・臨床心理、産婦人科などの医療支援
- 生活物資や食糧の配布
- ガザ地区での健康診断実施
- 緊急物資の配布など
- 寄付をする
- 会員になる
- ボランティアをする
- プロボノになる
- イベントに参加する
- 提携商品を購入するなど
ボランティア・求人募集
パレスチナ子どものキャンペーンは、事務局の作業をサポートできるボランティアやプロボノを募集しています。
医療、手話、英語、アラビア語、料理、手芸といったスキルを持っている方を歓迎しています。
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)は、自然災害、飢餓、紛争などに苦しむ人々を援助するため、1991年に韓国で設立されたNGOです。
医療支援のほか、教育支援、収入向上支援など、多岐にわたる支援活動を世界35ヶ国以上で行っています。
- 健康診断の実施
- 給食の提供
- 医療施設の運営
- 井戸の建設
- 職業訓練など
- 子どもスポンサーになる
- 寄付する
- 募金箱を設置する
- ボランティアに参加するなど
ボランティア・求人募集
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)は、各種作業をサポートするボランティアを募集中です。
事務所スタッフなども随時募集しています。
国際医療技術財団

国際医療技術財団は、開発途上国の医療サービス向上を目的として1987年に設立された医療NGOです。
アジア諸国を中心に医療人材を育成を行っています。
- 医療技術研修
- 柔道整復術プロジェクト
- 歯科技工プロジェクト
- 災害医療研修など
- 寄付をする
- 遺産寄付をするなど
ボランティア・求人募集
国際医療技術財団の公式サイトでは、ボランティアやスタッフの募集は行っていませんでした。
ご希望の方は直接お問い合わせください。
HuMA

HuMAは、災害に苦しむ人々を医療面で支援することを目的とした医療NGOです。
国内外問わず、自然災害や人為災害といったあらゆる災害時に医師、看護師、薬剤師、各種技師などの医療チームを派遣しています。
- ミャンマー避難民人道医療支援
- ネパール中部地震被災者医療支援
- 熊本豪雨災害における被災者医療支援など
- 寄付をする
- 会員になる
- セミナーに参加するなど
ボランティア・求人募集
HuMAの公式サイトでは、ボランティアやスタッフの募集は行っていませんでした。
ご希望の方は直接お問い合わせください。
日本赤十字社

日本赤十字社は、「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」をモットーに、赤十字社のネットワークを通じて世界各国で活動する医療NGOです。
世界中に約1700万人のボランティアを派遣しているほか、医療事業、災害救護、看護師教育といった幅広い活動を行っています。
- 中東人道危機救援
- 2013年フィリピン中部台風救援・復興支援
- 平成30年7月豪雨災害支援
- 赤十字病院経営
- 献血事業など
- 寄付する
- ポイントで寄付する
- 提携ギフトカードを購入する
- 献血する
- ボランティアに参加するなど
ボランティア・求人募集
日本赤十字社では全国各地でボランティアを募集しています。
本社でのボランティアもあり、目的に応じて応募が可能です。
医療職などのスタッフも募集しています。
医療NGOに関するよくある質問
Q. NGOとNPOの違いは何ですか?
NGO(非政府組織)とNPO(非営利組織)は、いずれも利益を目的とせず社会的な課題の解決に取り組む団体を指す言葉です。一般的に、NGOは国境を越えた国際的な活動を指して使われることが多く、NPOは国内の活動を含めて幅広く使われる傾向があります。ただし明確な線引きがあるわけではなく、団体によって名称の使い方は異なります。医療分野でも、海外で活動する団体をNGO、国内中心の団体をNPOと呼ぶことがありますが、最終的には活動内容で判断するとよいでしょう。
Q. 医療NGOの活動に英語はどのくらい必要ですか?
必要とされる英語力は、活動する地域や担当する役割によって大きく異なります。海外の現地スタッフや他国のメンバーと連携する場面では英語が共通言語になることが多く、日常会話に加えて、症状や処置を伝えるための基本的な医療英語に慣れておくと現場での負担を軽くしやすくなります。一方、国内での後方支援や事務的なサポートが中心であれば、高度な英語力が必須でない場合もあります。参加を検討している団体の募集要項で、求められる語学力を確認しておきましょう。
Q. 看護師や医師などの医療資格がなくても関われますか?
団体や活動内容によっては、医療資格を持たない人が広報・運営・事務・物資管理などの後方支援として関われる場合があります。一方で、診療や処置といった医療行為を伴う活動は、現地の法令や資格要件、団体の規定により制限されるため、自己判断で医療行為を行わないことが前提です。自分の経験やスキルでどのような形で関われるかは、各団体に直接問い合わせて確認することをおすすめします。
Q. 医療NGOで働く(就職する)にはどうすればいいですか?
医療NGOで職員として働くには、まず関心のある団体の採用情報を確認し、求められる経験・資格・語学力を把握することが第一歩です。求人は常時公開されているとは限らず、募集のタイミングが限られることもあります。まずはボランティアやインターンとして関わりながら活動への理解を深め、現場で必要とされるスキルや医療英語を身につけていく方法も一般的です。各団体の採用ページや募集情報をこまめに確認しておくとよいでしょう。
Q. 医療NGOの活動は無償ですか、有償の仕事もありますか?
医療NGOへの関わり方には、無償のボランティアとして参加する形と、職員・スタッフとして有償で働く形の両方があります。有償の求人は語学力や専門性、海外での活動経験などが求められることが多く、募集のタイミングも団体によって異なります。関心がある場合は、各団体の採用情報やボランティア募集ページを定期的に確認するとよいでしょう。
まとめ:医療NGOに協力してより住みやすい世界へ

医療NGOは、発展途上国や被災地などを医療面からサポートしています。
医療物品の調達や、医療教育、衛生環境の整備など、その活動は団体によって様々です。
団体によってはボランティアやスタッフを募集していたり、1000円前後の寄付からサポートができます。
ぜひ自分の考えに合った医療NGOをサポートして、より多くの人が住みやすい世界を作っていきましょう。
HLCAでは、医療英語に特化した英語スクールを開講しています。
医療NGOの海外ボランティアに参加したい方などで、
「医療英語に自信がない・・・」
といった方も、医療英語を集中的に学ぶことができます。
海外の医療NGOに参加される方は、ぜひHLCAで医療英語を学んでみてはいかがでしょうか?
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