高校生の海外ボランティアはメリットだらけ!2021年の実施状況は?

Reona
公開日:2020.10.27
更新日:2021.09.20

こんにちは!ライターのReonaです!

今日は「高校生の海外ボランティア」について書いていきたいと思います!

高校生で海外ボランティア?まだ早いわ!と一昔前なら言われていたかもしれません。

ですがグローバル化が進んでいる今、高校生の海外ボランティアはどんどん増えてきています。

そして、高校生のうちに海外ボランティアに参加することはメリットがたくさんあるのです。

実際私も高校生の時に海外ボランティアに参加した一人。

地方の公立高校に通っていた平凡な高校生だった当時の私にとっては大きな挑戦でしたが、行ってよかった!と今でも思っています。

高校生のうちに海外ボランティアに行くとどんないいことがあるのか?

どうやって行くのか?について解説していきます!

高校生の海外ボランティアは増えている?

冒頭でもお話したように、高校生の海外ボランティアは年々増えてきています。

こちらは文部科学省の学修活動を目的とした短期の海外研修を含めた高校在学中の留学数のデータですが、2017年度に過去最高を記録しています。

2008年と比較して2017年は約1.5倍もなっているのです。

背景には国が世界を舞台に活躍するグローバル人材の育成を目的に、留学交流を促進していることが挙げられます。

2013年に首相官邸から発表された、「日本再興戦略-JAPAN IS BACK-」では、高校生の海外留学者数を、3万人→6万人に倍増させる目標をかがけています!

目標達成に向けて、「トビタテ!留学JAPAN」という留学促進キャンペーンも充実。

海外ボランティア・留学に向けた情報の提供や奨学金などが充実してきました。

国が後押ししてくれるおかげで、昔よりもずっと海外ボランティアや留学に挑戦しやすくなっているのです!

高校生が海外ボランティアに行くメリットとは

高校生のうちに海外ボランティアに行くメリットはなんでしょうか?

高校生が海外ボランティアに行くメリットとはずばり、「圧倒的に成長できること」です。

「海外に行くと視野が広がる」「成長できる」なんてどこででも言われていることですが、これにはちゃんとした根拠があります。

コンフォートゾーンという言葉を聞いたことあるでしょうか?

日本語だと「安全領域」とか「快適領域」と訳される、ストレスや恐れ、不安を感じることがなく安心して過ごせる環境のことです。

一方で、コンフォートゾーンを出た心理領域のことをラーニングゾーン(別名ストレッチゾーン)といいます。

安心感や居心地の良さを感じる領域を出て、ちょっとした不安やストレスを感じる状態のことです。

心理学では、このストレッチゾーンにいるときが最もパフォーマンスが上がり、成長できるといわれています。

不安やストレスが大きすぎると、パニックゾーンという心理領域に入ってしまい、パフォーマンスは落ちてしまいます。

ある程度プログラムが決まっているけど、初めての経験ばかりの海外ボランティアや留学は、このストレッチゾーン(ラーニングゾーン)に身を置く絶好の機会といえるのです。

 

具体的には、このような成長の機会があります。

➀語学力がUPする

海外ボランティアでは、日本語が通じない場合が多いため、自分の気持ちや要望を伝えるために試行錯誤する場面が多くあります。

トイレの場所一つ聞くにしても、もじもじしてばかりでは誰も教えてくれません。

友達を作りたければ、勇気をもって声をかける必要があります。

「何とかして伝えなきゃ…」と追い込まれることで、コミュニケーション力の大幅な向上が期待できるのです。

また、活動するのが英語圏の場合は、語学力の飛躍的な向上が期待できます。

学校や塾、英会話学校とは比べ物にならないほど、英語に触れる時間が長いため、頭の中で日本語→英語に変換しなくても自然と口から英語が出てくるようになってきます。

周りが知らない人ばかりなので間違えても恥ずかしくないのもポイント。

普段だったら友達や親の目を気にして積極的になれない人でも、海外ならば大胆なチャレンジができますよね!

生まれ育った場所も国籍も違う人々と通じ合えた時の快感は、実際体験してみないとわからないものです。

➁自分とは違う環境や考え方に触れることで、多様性への理解が深まる

世界には、生活している環境や宗教、肌の色、考え方など様々な人々が存在します。

映画や本、SNSで知ったような気になっていても、実際に目で見て肌で実感するのとはちがいます。

同じ環境にいると自分がいかに「当たり前」や「普通」に縛られているのか気づけないもの。

高校生という頭が柔らかく吸収力の高い時期に、自分とは違う価値観を受け入れる経験をすることで、世界を舞台に活躍する能力を身に着けることができます。

また、高校生の時は、自宅と学校、塾などが生活がほとんどを占めている人も多いでしょう。

小さな世界で悪口を言いあって傷ついたり、ちょっとしたことで「もうだめだ…」と思うこともありますよね。

海外ボランティアや留学の経験は、世界はそれがすべてじゃない!と壁をぶち壊せることがなにより大事なことだと思います。

➂日本を外から見ることで、新しい視点を得られる

海外に出ると、自分の国のことを紹介したり、説明する機会がぐんと増えます。

私も高校生の時、タイのホームステイをした村で宗教のことや政治のことを聞かれ、ドギマギしてしまった経験があり、日本のことをしっかり理解していなかったのだ…と反省したことがありました。

高校生の皆さんは、学校で日本の政治や歴史について習っていますよね?

それはあくまで日本側から語られている視点です。

世界から日本はどのように見られているのか?世界の政治は日本とどのように異なるのか?

物事には様々な見方があることが分かれば、学校での授業も何倍も面白く感じられることでしょう。

➃初めてのことをやり遂げることで自己肯定感がUPする

海外ボランティアや留学では、自分のことは自分でやるのが基本です。

親元で生活していれば、朝は起こしてくれるかもしれませんし、体調が悪ければ気づいて病院に連れて行ってくれるかもしれません。

ですが海外生活中は、ホームステイにせよ寮生活にせよ、自分の身の回りのことはなるべく自分でやる、という姿勢が求められます。

もじもじして何も発信しないと、「なんの問題もないのね」と思われスルーされてしまいます。

分からないことは自分で調べたり、「わかりません」とはっきり言う。

助けてほしいことがあれば声をかける。

ひとつひとつ自分で解決していくことで、積極性や自立心が培われていきます。

そして目標を達成してやり切ったとき、今までにないくらい「自分にもできるんだ!」と自分に自信を持つことができるでしょう。

初めてのことばかりで戸惑うことや不安もあるでしょう。

私も恥ずかしながら、空港へ向かうバスの中で、不安と恐怖に押しつぶされそうになりこっそり涙しました。

ですが帰りのバスでは、自分一人で新たな挑戦ができたうれしさと一緒に乗り越えた仲間と別れるさみしさで涙が出てきたのを覚えています。

⑤自分のやりたいことが見つかる!

AIや科学技術の発展によって、世の中の仕事の在り方は大きく変わろうとしています。

イギリスのオックスフォードの研究では、「47%の仕事が自動化される可能性がある」との発表もされています。

そんな中自分のやりたいことは何なのか、見つけるのはとても難しくなっています。

決められた作業をするだけでなく「その人にしかできないこと」が求められる時代。

海外ボランティアや留学の経験は、世の中で何が求められているのか、自分がやりたいことが何なのかを見つける貴重な機会です。

私自身、高校生の時に参加したタイのボランティアで、怪我をしていても病院に行くことができない女の子の状況を目の当たりにしたことで、看護師を志しました。

友人の中には、高校生の時に海外でファッションショーを開催するボランティアをしたことでファッションデザイナーを志したり、途上国の食糧問題を解決したいという思いから農業系の大学に進んだ人もいます。

日本ではやりたい仕事が見つからない・・・という人でも、世界に出れば自分にしかできないことが見つかるかもしれません。

また、就職においても、留学経験を高く評価する企業が増えてきています。

文部科学省の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の2018年の調査によると、企業採用担当の63.6%が「留学経験者を積極採用したい」、55.3%が「留学経験のある学生の採用割合が増えている」と回答しています。

海外の企業だけではなく、日本の企業でも柔軟性や多様性への理解、挑戦するマインドは求められています。

海外ボランティアや留学で培った経験は、就職においても強い武器になります。

⑥交友関係が広がる!

普段の生活では出会うことがないような人とも、友達になれるのもポイントです。

プログラムによりますが、日本全国や世界中から集まった同年代から大学生・社会人まで、同じような志を持った人々と交流することができます。

私の場合は年代を問わないプログラムに参加したので、当時の大学生や社会人の友人ができました。

自分が社会人になった今でも定期的に会っていて、人生の先輩としてアドバイスをもらっています。

もちろんボランティア先の現地にも友達ができます。

帰国後も手紙やメール、電話のやり取りをしたり、遊びに行ったり…。

日本に遊びに来た時に観光案内をしてあげるなんてこともできます。

友達がいる国というだけで、普段のニュースでも関心を持ったり、平和を願ったりするものです。

高校生が海外ボランティアに行く方法

海外ボランティア、行ってみたくなりませんか? 次はどうやって海外ボランティアに行けばいいのかを解説していきます!

➀プログラムを探す

海外経験がない場合、一人でボランティアをしに渡航するのは難しいと思われます。

まず初めに、自分の参加したいプログラムを探しましょう!

高校生が参加できる海外ボランティアプログラムをいくつか紹介します!

トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」

何といってもお勧めは、トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」を利用すること。

これは文部科学省が行っている高校生の留学を支援する制度。

返済不要の奨学金や研修等が充実しており、至れり尽くせりのプログラムです!

特徴
  1. 留学内容、渡航先、期間[14日間~365日間]を生徒が自由に設計できる
  2. 留学に必要な費用の一部を奨学金等として支給
  3. 充実した事前・事後研修

自分自身で目的に合わせて留学計画を立てることができるのがこのプログラムの最大の特徴。

どこの国でどういったボランティアをしたいのか、考えるところから留学が始まります。

また、全国から集う個性豊かな高校生の仲間ができるのも大きな収穫ですね!

現在は新型コロナウィルス感染症流行の影響で2020年の事業を2021年まで延長中。

2022年度以降の在り方については現在検討中とのことなので、随時HP等でチェックしてみてください!

ボランティアプラットホーム

ボランティアプラットホームは、日本最大級の海外ボランティア派遣NGOです。

高校生向けのプラグラムが組まれており、最短4日間から長期となれば2年まで参加期間が選べます。

海外ボランティアの他に、市内のホテルに宿泊して日中にバスでガイドと共に各施設を訪問、視察・交流・ワークショップなどを行うスタディツアーのプログラムもあります。

海外に行ったことがない、海外ボランティアは初めてで不安という人向けのプログラムもたくさん用意されています。

準備の段階からスタッフのサポートが入るので、初心者にも安心です。

プログラムの一例
  1. カンボジア 村の小学校で日本語英語教育【4日~16日間】:79.800~243,800円
  2. フィリピン ストリートチルドレン【6日間】:119,800~189,800円
  3. オーストラリア 幼稚園ボランティア【10日間~31日間】:199,800円~608,800円

 

(航空券込み、別途諸費用あり)

※上記のプログラムは、募集は継続していますが新型コロナのため延期になっている可能性がありますので、最新の情報を確認してください!

2021年現在は、オンラインで行う「未来型海外ボランティア」を実施中です!

これは度のVRを通して、国際交流アクティビティから村散策・ホームステイまでをリアルに体験できるという新しい海外ボランティア。

日本語・英語を学ぶカンボジアの子どもたちに、LIVEで授業ボランティアを実践します!

主なコンテンツ
  1. オリエンテーション
  2. 国際交流アクティビティ
  3. 授業ボランティア
  4. 村散策・ホームステイ
  5. SDGs研修
  6. アクションプランコンテスト

「コロナで海外ボランティアは諦めていた…」という方でもすぐにでも参加できるのがうれしいですね!

SDGs研修や授業ボランティアでは、英語を使って学んだりコミュニケーションをとるチャンスがあります!

日本語での参加も可能ですが、直接英語でコミュニケーションをとれる機会があるなら逃す手はないですよね!

基礎的な英語力を身に着けていくことをお勧めします!

Project abroad

Project abroadは、歴史ある国際的な海外ボランティア・インターン派遣団体です。

特徴は、実践型で、多国籍な外国人高校生ボランティアが世界各国から参加するプログラムが多いこと。

そのため、最低限の基礎英語力があることが理想的です。

現地スタッフや仲間の外国人高校生ボランティアとのコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、英語に苦手意識があると意思の疎通が難しく、現地に行ってから苦労します。

期間も2週間からと長いので、じっくりとプログラムに取り組むことができるのがポイントです。

高校生向けプログラムの一例
    1. タンザニアでチャイルドケア&地域奉仕活動【2週間以上】:298,000円~
    2. ケニアでアフリカ東部サバンナ環境保護【2週間以上】:383,000円~
    3. ガーナでサッカー【2週間以上】:298,000円~

(航空券別)

2021年現在では、新型コロナの影響で活動国が絞られていますが、ペルー、メキシコ、エクアドル、コスタリカ、ガーナ、タンザニア、ケニア、南アフリカ共和国、ボツワナなど、複数の活動国への渡航が可能になっています。

また、新型コロナウイルスに関する渡航規制で予定通り渡航できなくなった場合、支払い済み参加費用全額返金という対応もしているので安心です!

(渡航前のPCR検査や日本帰国後14日間の自己隔離などの特別措置が必要となります。渡航する時期や感染症対策についてはご家族とよく相談して決めましょう。)

➁日程の調整・資金の調達をする

行きたいプログラムが見つかったら、日程や期間を決めましょう!

主に学校の休みを利用していく人が多いと思いますが、日程が決まったらすぐに航空券をとるのが吉です。

早ければ早いほど、航空券が安く買える傾向にあります。また、航空会社のキャンペーンなどで安くなっている日などもあるので、それに合わせて購入してもいいですね。

何せ、現実としてボランティアというのはお金がかかります。

安全を担保したりプログラムを作ったり、団体を運営する費用が含まれているため、自分のお小遣いだけで行くというのはなかなか難しいかもしれません。

アルバイトなどをして貯めている方もいますし、親御さんに資金を援助してもらう方もいます。

どちらにせよ、海外ボランティアに参加するためには保護者の署名が必要なので、しっかりプレゼンすることが必要になります。。。

どうして海外ボランティアに行きたいのか、安全面はどうかなど説明できるようにしておきましょう。

➂英語力を伸ばす

これまで紹介してきたプログラムでは、どれも参加条件に英語力の規定はありません。

しかし、英語圏での海外ボランティアであれば、ある程度の英語力はつけておいた方がいいでしょう。

理由は、同じ海外ボランティアへの参加でも、英語力があるのとないのとでは経験値に圧倒的な差があるから。

例えば、Project abroadの参加条件には以下の文があります。

参加にあたって、特に資格や経験は問われません。(中略)しかし、現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、しっかりとした英語での意思表示や分からないことをきちんと英語で質問できる英語力がないと、苦労するのはあなた自身。したがって、渡航前にどれだけ真剣に英語の練習をしてきたかどうかが現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。 (引用元:Project Abroad

現地に日本人のサポートスタッフがいる場合でも、直接自分の言葉でコミュニケーションをとる経験は海外ボランティアに参加しないとできない貴重な経験です。

特に日本人は、「恥」や「謙虚」を美徳とする文化があり、自分の意見を積極的に発言することが苦手といわれています。

この日本人の受け身な姿勢は、海外では「消極的」「自分の意見がない」とネガティブにとらえられることもあります。

これから世界を舞台に活躍することを目指す皆さんには、是非この積極的にコミュニケーションをとる姿勢を身に着けてほしいと思います。

どれくらいの英語力が必要なの?

必要な文法や単語力は中学校レベルで十分でしょう。

義務教育できちんと基本的な英文法を学習していれば、読み書きはそれほど問題ないようです。

しかし、日本人は日常生活で英会話を練習する機会が著しく少なく、外国人の英語学習者と比べるとリスニングとスピーキングが苦手である傾向にあります。

「頭ではわかっているけど、いざとなると話せない…」

そんな事態を避けるためにも、日ごろからリスニング力とスピーキング力を鍛えておくことが重要です。

そこでおすすめなのが、オンライン英会話です!

新型コロナによる自粛生活の中でも、オンラインであればマスクもすることなくリスニング力とスピーキング力の両方を身に着けることができます。

セブ島語学学校HLCAでは、1対1のオンライン授業で、じっくりとリアルな英会話を学んでいくことができます。

生徒様ひとりひとりにあったカリキュラムを設定するので、海外ボランティア先を想定した英語力を身に着けることも可能。

実際にHLCAで留学後、JICA海外協力隊、ジャパンハート等の海外ボランティアにに飛び立った生徒様もたくさんいます!!

リアルな英会話を積み重ねることで自信がつき、「英語で話す」ハードルがグッと下がるのを感じられるでしょう。

まとめ

  1. 高校生の海外ボランティアは増加傾向にある!
  2. 高校生の海外ボランティアには成長できるメリットがたくさんある!
  3. 英語圏での海外ボランティア参加には基本的な英語力がマスト!

高校生の海外ボランティアは、メリットだらけ。

実際に行った私自身もそう感じています。

少しの勇気を出して一歩踏み出せば、世界が広がり、さらに明るい未来を切り開くことができます!

海外ボランティアでは自分から好奇心を持って動いた分だけ、得られる経験は大きくなります。

そのためには事前の準備が何より大事。

特に、英語力は一朝一夕で身につくものではありません。

思い立った時が初め時です!

オンライン英会話HLCAにつて詳しい話を聞いてみたい方は、是非お問い合わせください!

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この記事を書いた人
Reona

看護師として5年間病院に勤務。セブ島での留学とインターンを機に英語の楽しさに目覚め、TOIEC300点以上のスコアアップに成功。日本に帰国後も通訳ボランティアや英語での取材などにチャレンジし、「病院を飛び出す看護師」を目指す。