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フィリピン最大のお祭りSinulogで救護班ボランティア!

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こんにちは。セブ留学中のHanaeです。突然ですが、1月にセブで行われる1年で最大のお祭りについて知っていますか?

答えは「シノログ祭り」。

 

今回、HLCAのメンバーで現地の医療ボランティアに参加するという声を聞き、私もお手伝いに参加させていただきました。

 

ボランティアで構成された救護チームに仲間入り
 

当日の集合時間は朝5時。朝ごはんを食べた後、50人前後のメンバーがそれぞれのチームに配属され、現地へ出発しました。ボランティアメンバーの約8割は学生。残りの2割の方は救護服を着ていました。「医者か看護師ですか?」と聞いてみると「医療者ではないよ。ファーストエイドの方法は知ってる」という答えが。私たちの救護チームのメンバーに医療者はおらず全員ボランティアのスタッフでした。

なお、今回の救護ボランティアはRedCrossとREAVOという地元団体の共同運営。REAVOには医師や看護師のボランティアメンバーが所属しています。

 

朝はパトロール

オスメニアサークルに到着したのは7時ごろ。それから本格的な祭りのパレードが始まる9時までは、グループごとにパトロールをしました。Red Crossの旗を掲げながら、周りに困っている人がいないか見て歩きました。少なかった通行人の数も次第に増え、パレードが始まるころには大通りの周りには多くの人が群がっていました。

 

昼前から患者さんが運ばれてきた

11時ごろから気分不良の人が運ばれてきました。警備員らしき人たちに運ばれて来たのは、ちょっと頭がボーっとしている方やきつそうに呼吸している方など。運ばれた多くの方が、人混みによるパニックで頻呼吸や緊張状態におちいっていました。そのほか、転んで足に擦り傷を負った方、熱中症のような症状の方など、朝から夕方まで10人前後の方が私たちの救護ブースに運ばれてきました。当日の天候はくもり。日差しがもっと強かったら、熱中症の方がもっと多かっただろうと思います。

ときには運ばれて来た方々の血圧を測る場面もありました。大変だったのは聴診器で血管の拍動音を聞くことでした。この日はセブ最大の祭り。あちらこちらで太鼓の音や観客の声援が響いていた1日でした。日本の病院のような静かな環境とは正反対の状況で聴診器を耳に当てて音を聞くのはなかなか慣れず、苦戦しました。

私は日本で看護師としてICUと外科病棟で働いたことがあります。最新の医療設備が整っていた日本での看護経験と、セブの祭りの救護ブースでは、必要とされる技術が全く違いました。病院では、必要な物品が何でも揃っています。それに対し、病院の外では医療器具もデータもほとんどない中で対象者の健康状況を判断しなければなりません。目で診る、手で触る、呼吸に耳をすませるなど、五感を研ぎ澄まして観察することが何よりも大切なのだということを感じました。

 

ボランティアスタッフの奉仕精神に圧倒された

地元の方とボランティア活動に参加して思ったことは、スタッフがとても機敏に動いていたことです。多くのメンバーは学生、しかも医療系の学校に通っているわけではないにも関わらず、かなり積極的に自分の役割を果たそうとしていました。彼らがしていたことは、人が運ばれて来たら呼吸が楽になるよう働きかける、うちわであおいでクールダウンする、氷を当てる、手をマッサージするなど。医療者でなくても自分たちにできることを精一杯やろうと働きかけている姿をみて、「これが医療者として、いや職業人として1番大切な姿勢なんだ」と再認識しました。自分が学生のときはここまで積極的に動けなかったと振り返ると、今回一緒に活動した学生の奉仕精神には本当に感動しました。

 

英語を使って救護をするという経験

私はオーストラリアでのワーホリ中にベビーシッターや農場でのボランティアなど英語を使って働いたことがあります。しかし、「救護」という極めて医療に近い活動をしたのは初めてでした。どの仕事でも相手の言っていることを聞き取るのは大切なことですが、医療者という視点で考えたときに問診は大きな役割を果たします。私も語学学校で習った英語表現を使いながら「いつから気分が悪いのか」「どのような症状があるか」などで現地の人に話しかけてみました。ときには負傷者が英語を話すことができず、スタッフに現地語を英語で訳してもらいながら会話をすることもありました。

「負傷者やその周りの人に尋ねて分かることには、状況をアセスメントするための多くの情報が含まれている」これは、どの言葉を使っている人でも変わりません。今回の経験で、日本を出て働くにあたり英語力は必須なのだということを目の当たりにしました。今後の英語学習にも気合が入りそうです。

 

とても貴重な経験ができた1日

朝5時集合で、最終の負傷者が帰ったのは夕方6時すぎ。1日とはいえ、体力的に楽だとは言い難い状況でしたが、この経験は忘れられないものとなりました。現地のボランティアスタッフと共に働くことを通して、セブの救護の現状を知ることができ、フィリピン人の暖かさを垣間見た経験は今後の自分を豊かにしてくれるものだと感じました。貴重な経験をさせてくださった由美さん、ありがとうございました。

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