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看護師が海外ボランティアするときに活用できる5団体を徹底比較

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HLCAインターン
公開日:2019.07.01
更新日:2019.07.03

病院や地域での勤務で忙しい看護師にとって、海外の医療を学びたいと思ってもなかなかハードルが高いですよね。「海外へ行く=英語を必ず話さなければならない」というイメージが先行してしまい、英語を話せないだけで尻込みしてしまうこともあると思います。

しかし「ボランティア」と考えればできる範囲は広がります。

日本人が参加できる医療ボランティアの中には、英会話初心者でも参加できるもの、学生でも行けるものもあります。

この記事では、海外で医療ボランティアをできる団体を5つピックアップして紹介します。

ご自身の英語力や現地でやりたいことに沿って参加団体を選んでみてください。

医療専門の英語学校・看護留学のHLCAは、医療英語を学ぶことができたり、海外ボランティアを通じ海外医療について学ぶことができる語学学校です。

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1.プロジェクトアブロード

プロジェクトアブロード(Project Abroad)とは、1992年に設立された国際的なボランティア団体です。本社はイギリス、オフィスと活動拠点の数は海外50ヶ国以上となっています。参加者はヨーロッパ人やアジア人も多く、日本人は約3%です。

のちに述べる青年海外協力隊や国境なき医師団へ参加する第一歩として、学生や社会人の方からの参加もあります。

医療の他、ジャーナリズム、スポーツ、教育、環境保護といったコースもあり、バリエーション豊富です。

ここから先は医療・看護コースへ限った視点でみていきます。

派遣先

派遣先は、ネパールやベトナムなどのアジア・中南米、アフリカ、南米などです。興味に応じて複数国を選択することも、1つの国の異なる場所で医療システムを比較することもできます。

活動内容

現地の病院や診療所で働く看護師について現場の医療を学ぶといった内容が多めです。渡航先によって、診療科に特化していたり、地域のヘルスケアまで学べたりします。

医療資格の有無

看護職を目指す学生さんから、現役看護師の方まで、医療に関心のある方が参加できるコースです(渡航先によっては資格が必要なようです)。

英語力

プロジェクトアブロードでは、あえて参加に際しての英語力基準を設けていません。

理由については、このように述べられています。

(引用)なぜこのようにあえて誰でも参加できるよう工夫されているかというと、プロジェクトアブロードは参加者一人ひとりが持っているユニークな関心、知識、経験、スキル、特技を発展途上国で支援を必要としている人々の生活の向上に活かせると確信しているからです。例え一人の貢献は微力に感じても、それが年間約1万のボランティアやインターンによる継続的な努力が積み重なった時、活動が世界に与える影響は非常に大きなものとなるのです。(引用)

必要な英語力の目安としては、「学校で習う英語レベル」「わからないことをわからないと伝えられるレベル」「伝えるための積極性」があればよいとされています。

とはいえ、看護コースであれば専門的なことも必要ですので、勉強するにこしたことはありません。

活動期間と費用

活動期間は1週間から可能です。渡航先の中で1番リーズナブルなネパールへ1週間滞在する場合、参加費は約19万円となります(宿泊費、食費、空港送迎などの現地サポート費用込み。

公式サイト:https://www.projects-abroad.jp/

2.世界の医師団(認定NPO)

(引用)

世界81ヶ国で388のプログラム(2016年度)を実施、国内外で自然災害、武力紛争、低開発などにより、外部からの医療支援を必要としている国や地域へ医師、看護師、コーディネーター、ロジスティシャンなどを派遣し、疾病、外傷、心的不調などに苦しみながらも治療を受けられない人々に治療を提供します。

また、そこにある医療アクセスを阻む要因に対し闘い、健康を権利とする社会を目指します。(引用)

日本国内でも、ホームレスへのケアや被災地での活動を行なっています。活動支援としては、ボランティアの参加はもちろん、寄付や医療支援活動のイベント出席などの方法もあるようです。

派遣先

看護師として医療ボランティアに参加する場合、アフリカや中東など幅広い地域へ派遣されます。

活動内容

現地へ出向き、現地の医師や看護師と協力しながら医療行為の補助や物品整理、現地の人への関わりを行います。

渡航先により、活動内容は大きく異なるようです。

医療資格の有無

看護師として、2年以上の臨床経験が必要です。熱帯医学、公衆衛生の経験や海外の医療支援活動に参加された経験があれば更によいとされています。また、保健師や助産師の資格もあると活動範囲が広がります。

英語力

英語またはフランス語で業務を遂行レベルが必要です。資格としての表示はないようです。

活動期間と費用

活動期間は、基本的に6~12ヶ月です。6ヶ月未満の短期のポジションも可能ですが、長期の方、経験がある方が優先となります。

現地での生活費や交通費、保険は世界の医師団が負担します(派遣期間によって詳細は異なります)。

公式サイト:https://www.mdm.or.jp/

3.ジャパンハート

ジャパンハートは「医療のないところに医療を届ける」というスローガンのもと2004年に設立された国際医療ボランティア団体です。

派遣先

派遣先は、ミャンマー、カンボジア、ラオスのアジア3ヶ国と大規模災害の被災地などです。

看護師・助産師として渡航する場合、短期ボランティアと国際看護長期研修の2つがあります。

活動内容

【短期ボランティア】

外科外来、外科手術、病棟でのサポート、英語を使った問診、診察介助、簡単な傷処置など。

配属先の病院によって、活動内容や英語使用の有無は異なります。

【国際看護長期研修】

5日間のフィリピンでの英語研修、半年間の日本での離島研修(長崎県)ののち、海外で働くこととなります。

派遣先では、十分な医療が行き届かない場所で患者さんに直接触れる医療を展開していきます。

医療資格の有無

【短期ボランティア】

経験のある診療科や経験年数は問いません。

看護師などの資格を持つ人のほか、学生や医療者以外の社会人も参加できるコースもあるようです。

【国際看護長期研修】

看護師免許と、臨床での3年以上の経験が必要です。

応募の際、面接試験があります。

英語力

【短期ボランティア】

英語力は問いません。

【国際看護長期研修】

英語力について、資格が必要との記載はありません。

フィリピンでの語学研修と、国内研修中のオンライン英会話の受講ができます。

活動期間と費用

【短期ボランティア】

医療従事者の場合、2〜10日間から選択できます。現地活動費用については、30,000~100,000円です(日数に対する参加費は記載が見当たりませんでした)。

https://japanvolunteer.org/volunteer_activitycost/

【国際看護長期研修】

海外研修6ヶ月コースと1年コースの2つがあります。

費用は前期100万円(国内)、後期100万円(海外)です。

※国内離島研修中は、各医療機関からの給料が支給されます。

公式サイト:https://japanvolunteer.org/

4.JICAボランティア(青年海外協力隊/シニア海外ボランティア)

JICA協力隊とは、JICA(独立行政法人国際協力機構)が派遣する青年海外協力隊/シニア協力隊であり、途上国の問題解決に貢献するための活動を行なっています。

派遣の目的は以下の3つです。

(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与

(2)異文化社会における相互理解の深化と共生

(3)ボランティア経験の社会還元(引用)

応募できるのは、20歳から69歳の方です。その中でも青年海外協力隊(20~45)までとシニア協力隊(46歳以上)に分かれます。

保健医療分野の他、教育や商業・観光、ものづくりに関することで活躍することができます。

派遣先

アジアやアフリカ、中南米などが多いです。

青年海外協力隊として今までに派遣実績がある国は、91ヶ国となっています。

参考:https://www.jica.go.jp/volunteer/outline/publication/results/

活動内容

看護師として派遣される場合、現地の病院での医療事故や院内感染防止の指導、地域住民への保健指導、看護学生への指導などがあります。

医療行為は一律に禁じられているわけではありませんが、活動場所によって状況が異なるようです。

医療資格の有無

保健医療分野の要員として参加する場合、看護師の国家資格が必要です。

保健師や助産師の資格や実務経験もあると、対応できる活動範囲が広がります。実務経験年数は3年以上(派遣時点)、より専門性が求められる場合は5年以上が望ましいです。

そのほか、要請内容によって、特定の疾患や部署での知識や実務経験、母子保健、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)についての体系的な知識や経験などが求められます。

英語力

JICAの活動をするにあたり必要な語学力は、英語の場合、中学卒業程度(英検3級もしくはTOEIC®スコア330点)とされています。

英語の他、フランス語やスペイン語、ドイツ語、中国語、韓国語などの資格を持っている場合は語学レベルとして認定できるようです。

現地へ派遣されたあとに必要となる言語については、派遣前に研修があります。

活動期間と費用

一般案件の場合、原則は2年間の派遣です。

一年未満の短期派遣もあります。

短期の場合はJICAの規程にもとづき往復旅費、日当、宿泊費等が支給されます。

派遣中に支給される現地生活費は、日本人として健康で安全を保てることを前提としつつ、現地の人たちとともに生活を営むのに必要な国ごとに定められた金額が支給されます(長期派遣の場合)。短期の場合、JICA規程に基づき、日当ベースの手当が支給されます。

5.国境なき医師団

国境なき医師団とは、世界各地で激化する紛争、大規模な自然災害、感染症の深刻なまん延に見舞われた、医療ニーズの高い地域へ最良の医療を届ける国際NGOです。1971年に設立されてから、45年以上の活動実績があります。

国境なき医師団の海外派遣スタッフとして募集している看護職種は、次の3つです。

・正看護師

・手術室看護師

・助産師

派遣先

イエメン、ケニア、ナイジェリアなどのアフリカが主です。

活動内容

・正看護師

現地スタッフのマネジメントが主な業務です。活動地やプログラムによって担当する業務は多岐にわたります。

時期により、正看護師募集を休止していることもあります。詳しくは公式ホームページで確認してください。

・手術室看護師

自然災害や紛争などで外傷を負った人びとへの手術や、医療の発達が乏しい地域で外科治療を必要としている人びとへの手術を行うプログラムです。幅広い分野の手術の直接・間接介助をします。

・助産師

妊産婦検診、分娩介助、産後ケア、家族計画、性感染症予防のための教育や啓発活動などを行います。

妊産婦検診が発達していない地域での分娩介助や、産科医がいない地域での外科医との帝王切開など、高いスキルを持って仕事に臨む必要があります。

医療資格の有無

・正看護師

3年以上の臨床経験が必要となります。

そのほか、1年以上の感染管理での経験や小児科(特にNICU、新生児ケア)、ICU、救急、産科での豊富な経験が必要です。

・手術室看護師

4年以上の手術室での経験が必要です(1年以上の中断がないことも条件)

産科や一般外科など、幅広い分野での直接・間接介助経験を必要とされます。

・助産師

助産師の国家資格はもちろん、2年以上の臨床経験や異常分娩・ハイリスク分娩への介助経験も必要です。

英語力

語学のスコア提出は不要ですが、実際の活動でコミュニケーションが取れるかどうかは面接時に確認があります。

・正看護師

英語に加え、フランス語でも業務を遂行できる語学力を求められます。

・手術室看護師

英語力の記載はありませんが、フランス語・アラビア語のコミュニケーション能力が必要です。

・助産師

明確な記載はありませんが、英語や他の言語でコミュニケーションを取れることが応募の条件となっています。

活動期間と費用

初めての参加であれば、海外派遣期間が積算1年を超えるまでは、給与として月額17万1505円(控除前)が日本円で支給されます。派遣期間が1年を超えた後は、派遣されるポジションや過去の経験等を加味し算定し、給与として月額20万408~57万5862円(控除前)が支給されます。

その他、現地での食費等の日当、派遣に伴う諸経費、社会保険などの待遇があります。

手術室看護師の派遣期間の目安は3~6ヶ月、正看護師と助産師は6ヶ月~1年です。

看護師が海外でボランティアをする方法はいくつかある

看護師が海外でボランティアをする方法は、英語力や経験によりいくつかあります。英語力必須なものもあれば、学生でも参加できるプログラムもあるため、ご自身の興味に応じて選ぶことができますね。

参加を検討されている方は、ご自身の経験や海外のボランティアでやりたいこと、興味のある国、英語力を考慮して選ばれるとよいでしょう。 さまざまな条件を考え、満足のいく経験をできるボランティア団体を選択できるとよいですね。

看護師が海外でボランティアをするために必要な英語は、HLCAで学ぼう

海外ボランティアをするために英語が必須でない場合もありますが、現地の人と関わるのであれば英語を話せるに越したことはありません。

セブの語学学校HLCAでは、英語初心者のための一般英語に加え、海外でボランティアするときに使える英語を学ぶことができます。

また、学校を出てフィリピンの病院や離島・集落で暮らす人々のところへ行き、実習やボランティア活動をする機会もあります。

学校以外で発展途上国の医療に触れることは、日本で看護師として働いていた常識をくつがえすことばかりです。

海外ボランティアへ行きたい、そのために英語を学びたいという方は、ぜひHLCAへ留学して英語とフィリピンの医療を学んでみてはいかがでしょうか。

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