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医療英語に特化した英検、医英検(日本医学英語検定試験)を徹底解説!

HLCA BLOG編集部
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公開日:2018.07.06
更新日:2019.07.03

こんにちは!HLCAの高橋です。

さて、突然ですが、皆さん「医英検」って聞いたことありますか?

もちろん、英検なら知っているとは思いますが…。??

比較的新しく、まだ認知度もそれほど高くない検定なので、きっと、よく知らない方が多いのではないでしょうか。

という訳で今回はそんな医英検について書いていきたいと思います。

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1.医英検ってなに?

医英検とは、正式名称を「日本医学英語検定試験」といって、日本医学英語教育学会が主催する医学・医療に特化した英語検定試験です。

2008年からスタートした比較的新しい検定で、2018年6月に第11回目の検定試験が開催され、過去受験者数は3,500名に達しました。

どんな試験なのか?それはタイトルの通りですね。医学・医療の現場で必要とされる実践的な英語運用能力を総合的に評価することが目的の検定です。

他にもありそうですが、「医学英語」を冠した検定試験は世界でもほとんど例がないんですね。

ただ、注意すべき点は、医学の知見を問うものではないと言うこと。

試験の名前には「医学」とついていますが、医師や看護師や医療業界に携わる方々はもちろん教育, 出版, 翻訳, 通訳など多様な受験者層を想定して作られています。つまり受験は誰にでも出来ます。 

参考:日本医学英語教育学会 https://www.medicalview.co.jp/JASMEE//index_c2.php

日本の病院に外国人が来る環境が当たり前になる

日本に滞在する外国人は現在約256万。観光などで入国する外国人も年間2,742万と年々増加しており、病院に外国人がいるのは当たり前になって来ています。

私も看護師として数年病院で働いていましたが、たまに日本人以外の患者さんがいらっしゃいました。

質問されたり、声をかけてあげたいと思っても、なかなか英語で伝えられなくてもじもじしていた記憶があります。

そういった経験もあり私はセブに医療留学し、ハルカで英語を学んでいますが、勉強していくと今の自分の力を試したい。

英語でサポートしてみたい!という気持ちになります。

こういう検定があると、モチベーションにもなるし、指標にもなるので、帰国したら受けてみたい!と思っています。

また、合否を決める「検定」なので、普及していけば就職時などに有利になる資格となっていくのではないかと目論んでいます。

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2.試験の内容とレベル

次に医英検はどんな問題なのか?を説明していきます。

医英検は4つの等級に分かれており、等級によって難易度と試験内容が異なります。ここは英検と一緒です。

<等級と難易度>

1級:エキスパート級 医学英語教育を行えるレベル(プロフェッショナル級[2級]受験者を指導できるレベル)
2級:プロフェッショナル級 英語での論文執筆・学会発表・討論を行えるレベル
3級:応用級 英語で医療に従事できるレベル(医師・看護師・医療従事者,通訳・翻訳者,等)
4級:基礎級 基礎的な医学英語運用能力を有するレベル(医科大学・医療系大学在学あるいは卒業程度)

試験内容は?

試験の内容も受ける級によって異なります。

英検同様、上の級であればあるほど、試験科目の分野が広がり、難易度も上がるようです。

●1級(エキスパート級): 面接試験(30分)+医学英語あるいは医学英語教育に関する業績の事前審査 ●2級(プロフェッショナル級): 筆記試験(80分,自由筆記3問)+プレゼンテーション試験(口頭発表10分,質疑応答15分) ●3級(応用級): 選択式の筆記試験とリスニング試験 ●4級(基礎級): 選択式の筆記試験のみ 引用:日本医学英語教育学会 https://www.medicalview.co.jp/JASMEE//index_c2.php

3級(基礎級)と4級(応用級)はスピーキングのテストがないんですね!筆記試験だけなら比較的敷居も低く、受けやすい気がします。

英語で患者さんをサポートするには、コミュニケーション力、つまりスピーキングが必須な気もしますが…。んま、ひとつの指標ですからね。

しかし、2級と3級の間には果てしない溝がある気が…。

「5分間の英語での発表を国際学会で開催する状況として,その座長を演じていただきます。これが2級の課題です!わーお!

3.主催している日本医学英語教育学会とは?

主催の日本医学英語教育学会という団体が聞き慣れなかったので、調べてみました。

って、なんとサイトは英語!

うーん負けてられない。留学の成果を今こそ試すのだ!

日本医療英語教育学会(JASMEE)は、医療英語の推進に専念する語学の専門家と医療従事者で構成されています。

(引用: 日本医療英語教育学会(JASMEE)https://jasmee.jp/

大学医学部や看護学部などで医学英語教育に携わる人々が中心となっており、2019年現在400名強の会員が参加しているそうです。

日本でも英語を使う機会は増えてくると思います。

政府は2020年の東京オリンピックに向けて、訪日外国人者数の目標を4000人に引き上げると発表しています。

医療の現場で英語が必要とされる機会がどんどん増えていく中で、このような学会の役割は重要になってきそうですね。

ちなみに、実はここHLCAでも、この協会が行う東京オリンピックに向けた医療者の英語教育プログラム開発に関わる予定です。

校長いわく、日本の医療業界に英語が話せる人材を増やしていきたいそうです。

4.他の医療英語検定との違いは?

医療関連の英語試験は、医英検しかないのか?

いや、いくつかですが有ります。

ここではその他の「医療英語」がつく試験や認定と比較してみます。

(1)国際医療英語認定試験(CBMS)

主催:一般財団法人グローバルヘルスケア財団

受験者が獲得した得点を認定する認定試験で、医英検と違って合格・不合格かを判定する形式の検定試験ではありません。

試験内容はリスニングとリーディングのマークシートのみで、医英検の応用級・基礎級と出題形式は似ていますね。

参考:一般財団法人グローバルヘルスケア財団 http://cbms.jp/ex-introduce

(2)OET (The Occupational English Test)

医療に携わる人のために作成された語学力判定試験で、主にオーストラリア、ニュージーランド、シンガポールの医療現場で広く認知されている資格です。

受験資格は医師、看護師など12種の医療職に限られており、医英検と比較すると門戸が狭い試験です。

また、IELTSという別の英語試験で一定の点数をとること、オーストラリアでの医療従事経験が必要となるなど気軽に受験できるものではなさそうです。

参考:シドニー留学センター

https://sydney-study.com/oet/

5.医英検の勉強法

医英検を受験するにあたって、どのように試験対策していけばいいかについて解説してきます。

受け売りですが…

まず医英検の基礎級・応用級の試験内容は、選択式の筆記問題・リスニング問題(応用級のみ)。

筆記試験の内容は主に語彙と、読解の問題に分かれています。

つまり単語をどれだけ知っているかがまずは大事。 医学英語はラテン語系の単語が多く、普段聞いたことのないような構造や発音の単語が多くみられます。

医療英語を覚える方法

これらをただ丸覚えするというのはなかなか難しく、医療英語の用語の構造を理解し、覚えることが必要です。

例えば、「hyper」「高い」「hypo」「低い」、という意味です。

基準値より高い体温は「hyperthermia」低い体温は「hypothermia」、

基準値より高い血圧は「hypertension」低い血圧は「hypotension」のように覚えることができます。

医療英語はビジュアルで学ぶと覚えがいい

この方法も学校で教えてもらったのですが、私はイラストや写真を用いて視覚的に覚えていく方法がおすすめです。

HLCAではこのイラストのように全身や臓器の各部位に対応した英語を埋めていくという語彙学習ができるテキストを提供しており、留学前の事前学習として、課題が出ます。

イラストや写真を用いることで、日本語から→英語に変換して覚えるだけでなく、各臓器の位置や構造を再確認しながら、医療英語を視覚的にインプットできるので覚えやすいのです。

医療英会話を学ぶ方法

読解の問題では、長文読解、会話読解、対策問題、プラクティカル問題(写真や図表の読み取り)などがあります。

医療の知識がなければわからない問題から、実際の医療者対患者のシチュエーションを想定した問題まで幅広く出題されます。

特に長文読解では一般向けの医療解説や症例報告、問診の会話などが出題されます。

勉強法としては、医療英会話のテキストを用いて医療知識のおさらいをしながら、コミュニケーションを学んでいくということになります。

すでに紹介した医英検のテキストの他にも医学英語についてのテキストは複数ありますので、自分のレベルに合ったテキストを選んで学習します。

一応、参考までにテキストの一例も載せておきます。

メジカルビュー社発行(発売中)

定価3,888円(本体3,600円+税) ISBN978-4-7583-0442-9

医英検の基礎級・応用級にはスピーキングの科目はないですが、定義されているレベルとして、基礎級基礎的な医学英語運用能力を有するレベル応用級英語で医療に従事できるレベルとなっています。

言語の勉強全体に言えることなのですが、私たちが医療英語を学ぶ目的は、テストでハイスコアをとるだけではなく、実際にコミュニケーションをとれるようになることです。

テキストの学習でインプットするだけではなく、アウトプットも同時に行っていきましょう!

ただそれでもなかなか根気は必要。他にもいろいろお勧めの勉強法はあるのですが、この説明だけで数万文字かかりそうなので、ここではこの辺で。

宣伝みたいになってしまいますが、一番、早いのはここセブで集中して医療英語を勉強することだと思います(⌒∇⌒)

HLCAのMedical Englishコースでは、医療英検だけでなく、対患者さんとのコミュニケーションを想定してロールプレイングを用いながら医療英会話を学んでいくのですが結局、体を動かして5感で学べるのでこれが一番早い。会話力もつくので、試験だけでなく実践でも使えますよ。

6.まとめ

以下に内容をまとめると…

  • 医英検は、日本医学英語教育学会が主催する医学・医療に特化した英語検定試験
  • 受験資格に制限はなく、4つの等級に応じて試験内容が異なる。
  • 日本医学英語教育学会は医療英語の推進をしている学会である。
  • 他の医療英語検定と比較すると、合否がはっきりしている、門戸が広い。
  • 3級まではスピーキングがなく比較的取りやすい。2級からは難易度が上がる

私も含め周りの医療者の人たちはほとんど医英検を知らなかったのですが、医療英語のニーズが高まってきている中、このような検定需要は今後増えていくのではないでしょうか。

当校HLCAは「国際的に活躍できる人材・医療者」を育成するというポリシーを基に、医療英語コースを設けているセブ唯一の語学学校です。

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